迷い
一度入ったら
抜け出せない暗がりに
迷い込んでしまった
抜け道はどこかと
必死になって探すけれど
どこにも見当たらない
この暗闇で
大人しく夜が明けるのを待つしかないのか
何が目的で
行き先不明の船に乗るの?
答えは分からないけど
とりあえず流れにまかせてみる
それができたらいいのに
幻の希望をあてにしても
灯りが見える気配はない
それでも
道なき道を
小さな歩幅でも進んでいくしかない
そうでもしないと
私だけが乗り遅れてしまうから
偽りの自分でもいい
だけどもう笑えないかもしれない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?