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娘にタロットカードをプレゼントした話

私は占いに詳しくはないけれど、わりと好きな方です。
算命学や風水は割と参考にしていたりします。スピリチュアルなものの全てを受け入れるわけではありませんが、東洋系の占いは自分に合っているような気がします。

でも、タロットカードはガチャ運みたいにランダムで、占い師の解釈次第なところもあるんじゃないかと受け入れていません。

そんな私が、娘へのプレゼントにタロットカードを与えた話です。


娘はASDとADHDの複合型のような子なので、自分で物事を決めるのがどうしても苦手。おまけに人の顔色は非常に気にするのに、人が何を考えているのかを判断することが困難。何をするにも八方塞がりでいつもパニックで固まっています。可哀想で見てられない。究極、人がどう思うかなんて気にする必要もないのだ。

『鬼滅の刃』に栗花落カナヲという自分の意思をあまり示さないキャラクターがいるのだが、意思のなさがそんな感じ。


『鬼滅の刃』『カナヲ』ときてピンと来た方、ご明察です。

カナヲはコイントスで物事を判断します。それを私はタロットカードにしただけです。タロットカードは、出た結果を自分で解釈する事で自分の考えうる最善の判断をしたことになる。

自分の意志が弱い娘にとって、このタロットカードの結果は受け入れやすいのではないか。私の顔色を伺わず、自分で判断できるようになるのではないか。そんな私の気持ちがこのタロットカードに含まれている。


でも女子中学生が占いなんか、どうせしょーもない「好きな子のこと」だとか「結婚できるか」とか、そんな事占うんだろうな…。タロットカードなんて厨二病全開かよ笑 ますます勉強しなくなるかもな。

占いにハマりすぎるのはどうかと思うので、「同じ占いを何度もするのは良くないらしいから一日一回と約束してね」とそれっぽい事を伝えて与えた。



喜んで「今日のテストの結果は?」「テストでどんな問題が出る?」など、毎日お勉強の事を占っているみたい。

娘はクソ真面目ちゃんなのであった。


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