一 六時間目の授業 「ほんなら皆んな、そんな川みたいやー言うたり、牛乳こぼしたあとみたいやーて言われたりしてる、このフワーっと白いもんが何なんか知っとるか。」 先生は、黒板に吊した大きな黒い星座盤の、上から下に白く濁った銀河帯のようなとこ指しながら、みんなに聞いた。 カンパネルラが手ぇあげた。そっから四〜五人手ぇあげた。ジョバンニも手ぇあげようとしてんけど、やっぱしやめた。 そういえばあれ全部星やって、昔雑誌かなんかで読んだ事あんねんけど、最近ジョバンニはなんかいっつ
『沈黙』を観た後のガッカリ感。 何がガッカリなのか言語化が難しいけども。 切支丹迫害の残酷さや、日本にキリスト教を広める難しさは伝わったんだけども、何かピンと来ない。当時の日本では支配者層は閉鎖的で傲慢、身分が低く学のない貧しい農民にしかキリスト教は布教出来なかったとでも言いたげ。 イッセー尾形や浅野忠信の言葉は至極ごもっともなんよ。当時は政治的にキリスト教の布教を禁じていたわけで、それに対して宣教師達が「ヤダ、信じらんない！」って反応で間抜けすぎる。そんな宣教師達の為に
凪待ちの香取慎吾のようなダメ男が好きな女は結構いると思う。私の経験上、綺麗な子や可愛い子、仕事出来る子、しっかり者の子、つまりいい女ほどダメ男好きだったりする。 普段は穏やかで仕事熱心じゃなくて女に優しくて、でも人に言える程度（ギャンブル依存）の後ろめたい影の部分があって。ここぞって時に男らしいところがあると女はキュンとくる※っぽい。 映画『凪待ち』を観て、「何で女ってダメ男好きなの？」「ダメ男のどこがいいの？」って疑問に、女目線で語ろうと思う。 普段は穏やかで仕事熱心
禁煙出来ないから夫にiQOS預かってもらった
「誰だって出来る」の基準って何だろう。
漫画『カメレオン』の主人公ヤザワは いじめられっ子から脱却するために ヤンキーデビューして ハッタリ（自分を大きくみせる嘘）と ラッキー（相手の勘違い）で 周囲のバケモン級ヤンキーを 次々と仲間にして OZ（オズ）という暴走族を作り 初代総長になった。 ヤンキー漫画の話だけど、 これと似たような事って 実際にもある。 これって引き寄せの法則ですよね✨ 引き寄せの法則って昔からあったんだなぁ〜 そこんとこヨロシク！
元彼から最近頻繁に連絡が来るようになった。 高校の頃の元彼だから 私にとっては美しい思い出のまま どこに記憶を保存したか 忘れておきたいのに。 お互い結婚して子供もいるし 家庭を壊す気なんて更々ない。 不倫のようなリスクを冒せるほど 今の彼を深く知らない。 今の私は 彼を美化することがあっても 彼を愛していない。 彼はきっと 私ではなく「過去の自分」を取り戻したいのだ。 仕事が辛かったり 新しいことを始める勇気が欲しくて 若かった頃の無鉄砲な自分に会いたいんだ
両親との関係が上手くいかなかった時代、その違和感に付く名前はまだ誕生しておらず、親とはこんなものかと思って反抗期を迎えたのだが、しばらくして「DV」「虐待」「ハラスメント」なんて言葉が目につくようになり、ああ、これウチの父親だわ…となった頃にはもうとっくに親とは離れて暮らしていた。 最近では「毒親」なんて言葉も誕生して、こんな2文字で両親の特徴をまとめる事が出来て、うちの親も随分とスッキリ片付いたなと複雑な気分だ。 うちの父親は物理攻撃に特化したバーサーカー（狂戦士）タイ
私は占いに詳しくはないけれど、わりと好きな方です。 算命学や風水は割と参考にしていたりします。スピリチュアルなものの全てを受け入れるわけではありませんが、東洋系の占いは自分に合っているような気がします。 でも、タロットカードはガチャ運みたいにランダムで、占い師の解釈次第なところもあるんじゃないかと受け入れていません。 そんな私が、娘へのプレゼントにタロットカードを与えた話です。 娘はASDとADHDの複合型のような子なので、自分で物事を決めるのがどうしても苦手。おまけに
発達障害の子供を持つと、他人から説教のようなアドバイスを散々聞かされます。 学校からのすすめでスクールカウンセラーやらソーシャルワーカーやら、すすめられたものは断らずに全て行きました。 「どんな事でお困りですか？」 うーん。学校から「お子さん、発達障害でお困りでしょう？」と勧められて来たんですけど。学校からこんな風に言われてます〜みたいな事を伝えると、待ってましたとばかりにアドバイスが始まるわけです。 「言い換え」とか「生活改善」とか、そんな知識はだいたい発達障害の育
娘は今、２学期の期末テスト期間真っ只中だ。 暗記系を得意としている彼女だが、なんせ要領が悪い。漢字だけは点が取れると自信満々で挑んだら、テストの難しさに思考停止になり、漢字の問題にまで到達しなかったそうだ。アホか。 「難しい問題は飛ばせばいい」なんて、何百回言ったか分からない。そうなると解答用紙が真っ白になって、全てが難しく感じてもうダメなんだって。 テスト勉強に付き合っても、難しい問題に頭を使ったら途中で体力が切れて全てを放棄。付き合ってるこっちもイライラが爆発してし
夫が最近、毎晩のようにテトリスで私に挑んでくる。テトリスは得意な方なので、まあ毎回コテンパンにやっつけるのだが、それでも毎日挑んでくる。 戦歴で言えばだいたい25戦1勝24敗。 こんなに負けても毎晩挑むそのメンタルが凄い。 隣を見ると毎回上部ギリギリでカチャカチャやってるからトドメを刺してやるのがお決まりである。 なのに本人は「たまに勝つとギャンブルに勝った時みたいなアドレナリンが出る」と爽やかな笑顔でぬかす。 私はそんなにテトリスで楽しめていない… 「これを知る者は
どうして私のこんなダメ親っぷりを世間に公開したくなったのか。 それは世間に対して私が「良い人」を演じていることに、限界を感じているからです。現在の私は深い人間関係を築かず、稼ぎの良い（良くはない）夫を立て、目立たず、職場では愛想良くし、学校や病院でも子供に理解のある母親に見られるように振る舞っています。 世間的な「難病の子供を持つ裕福な優しい母親」のイメージをどうしても意識してしまい、そうならなければいけないと自我を抑制する毎日です。でも頭の中は鬱々と将来の悲観しかなく、家
仕事をしていた時の私は、家庭のことを全く考えず、外の世界に逃げ場を作り、遊びと仕事の境界線がありませんでした。 夫も帰りが遅いので、娘を保育園に預けたあとは実家の母に迎えや夕食をお願いし、自分は飲み会に参加したり友達とカラオケに行ったりと好き放題やっていました。 娘は成長の発達が遅く小柄だったので、３歳児検診ですぐに引っかかりました。身体はふにゃふにゃと柔らかく、歩くことが精一杯の運動神経でした。染色体検査をすすめられましたが、現実を受け止められないと判断した夫と私は染色体
