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両片思い
寒牡丹のように美しく、恥じらう君の白い肌が
珊瑚のように染まっていく、その名誉をどうか僕だけに・・・・
散らす花弁と、滝のように流れる君の髪がどうしようもなく愛おしい
幾度となくいざなわれる、君だけに刻みたい、制御できない愛の記憶を。
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私を魅了する、貴方が持つ優美な佇まい。そんな貴方が見せる一瞬の表情
貴方の広い背中に一筋の傷をつける、そんな名誉をどうか私だけに・・・
歪む口角から零れ落ちる、言葉にならない貴方の想いが愛おしくて
息をするのも忘れる程に、貴方だけに知ってほしい、貴方を想う愛の記憶を。