アメリカの食べ物 (スイーツ編)
先ほど、アメリカの食べ物(セーバリー編)のマガジンを作成したのだが、ペーストリーシェフとしては、やはりスイーツ編も欠かせない。
日本でフランス菓子はかなりのメニューが浸透して誰もが知っているメニューが多いが、アメリカのお菓子はどうだろうか?やはり一番思い浮かべやすいものはカップケーキ?それはもう古い発想だろうか。
ニューヨークのベーカリーで働いていると、日本では馴染みのないメニューも色々あった。特にお客さんからのカスタムオーダーでは、新しいお菓子を学ぶことができた。また、レストランで働きだすと、ベーカリーとは違うスイーツメニューに出会うことも。特に会員制のクラブで毎日違うデザートとパンをランチとディナー用に作っていた頃には、年配のメンバーの思い出のデザートなどは、聞いたこともないものもあり、非常に興味深かった。そんなアメリカならではのスイーツたちをここでは紹介していこうと思う。
コロナの流行前には、1−2年に一度は一時帰国をしていたし、今ではインスタグラムなどで、日本のカフェで出されている焼き菓子なんかも見ることができる。10年前に比べれば、随分とアメリカのスイーツが日本でも浸透しているように思うのだが、やはり日本人ようにアレンジされていたり、そのメニューを日本に流行らせた人がたまたま出会った形だったりする。そこから日本でアメリカのお菓子が新しいものとして浸透し進化ていくのは、とても日本らしいし、興味深い。そんな新しい日本のアメリカンスイーツをオリジナルと比べてみても面白いと思うので、そう言った紹介もできたらいいなと考えている。
さあ、どのスイーツから始めるべきか。。。正直迷うなー。