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共創的な研究開発(補足しました)

 今日は、「共創的研究開発」についての講演を聞く機会がありました。 
 講演会にはWebを含めて300名以上の人が参加されていたようです。
 なかなか、熱気に包まれた会場ではあったのですが、
 ところで、共創的とは?

 会場で聞きまわる勇気がなかったので、ネットで調べてみました。
 オープンイノベーションのこと?

 オープンイノベーションというのは、A社が研究開発を進める上で必要な製品や技術を他社から求めるものだとされています。研究開発をするからと言って、全部新規に開発をする必要はなく、既にその必要としている製品が販売されているのであれば、必要な製品をA社がB社から購入すれば開発を進められる。A社は自社で研究開発することなくB社の製品が使用できることになる。と、こういう感じのものだと理解しています。

 共創というのは、オープンイノベーションの上位概念のようです
 このほか、協業とか、連携という言葉があったりしています。
 これも共創の一形態ということのようです。

補足
 共創という言葉を誰が使い始めたかについては調べてみる余地はあるものの、第6期科学技術・イノベーション基本計画に盛り込まれています。
 また、この計画をする上で、全国キャラバンなるものが行われ、そこに”共創”の考え方が盛り込まれていると思います。

第6期科学技術・イノベーション基本計画の共創に向けた全国キャラバン(令和2年9月~12月)
第6期基本計画の検討に当たっては、大学をはじめ、企業や自治体、市民、NPOなど、科学技術・イノベーションに関わる多様なステークホルダーの参画を得て、幅広い意見の募集や連携体制の構築を通じ、計画に実効力を伴わせることが必要です。このため、大学・自治体・学協会等の協力の下、次期基本計画についてのステークホルダーの理解を深めるとともに、我が国の未来を担う若手研究者を含め次期基本計画を共創する機会として、新型コロナウイルス感染症の影響も見極めつつ、全国キャラバンを実施します。

https://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/index6.html

 

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