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【感性を高めたい!】展示会レポート編~『山のダイゴミ』展~

こんにちは!感性を高めたい“ひつじ”です!

今回は、無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2で開催されている『山のダイゴミ』展をリポートします!

山のダイゴミ』展| ATELIER MUJI | 無印良品

どんな展示なの??

山の“ダイゴミ”って聞くと、最初は「山にいっぱい粗大ごみ」があるのかな?と思いましたが、どうやら違うようです😅

現在、山に生えている木のうち、家具や建材などに使う部分はごく一部で、使いにくい枝や葉、短い丸太、製材の過程で出る樹皮や端材のほとんどは、燃やされたり土に還るのを待つばかりです。50年近く人の手で大切に育てられた木のほとんどが、人目に触れる事なく姿を消していきます。
(略)
本展では一見ゴミに見えるものも、視点を変え工夫してものづくりをおこなうことを醍醐味(ダイゴミ)として、宮崎県の森林産業関係者の協力のもと、使いにくいとされる素材の現物と一緒に「木も全身木なんだ。」と捉え、ものづくりの可能性を探ります。

https://atelier.muji.com/jp/exhibition/7033/


木ってこんなに使われない部分って多いんだ!

今回の展示で感じたことは、自分たちの生活で多く目にする“木材”。それが、生えている木の一部であり、使われない部分は捨てられてしまっているということ。

未利用材の木端部分

こちらが、木を切ったり家具を作ったりする過程で出る未利用材の木端の部分。全部で19箇所紹介してくれています。

未利用木端の実物も展示

ただ紹介だけではなく、実物も展示してくれているのでこれか!ってなりました😮

たとえばで紹介すると…印象に残ったのはこの3つ!

①    ウケグチ…伐採の際に、最初に切り取られた部分。テレビとかで見たことあるでしょうか??木を切る時にまず三角の切り込みを入れます。その切り取った部分のことです。

②    二股…樹木が成長する際に枝分かれした部分。確かに加工しにくいですよね…

③    バタ…丸太の外側の丸みがついた部分。木材は四角が多いから、丸みは排除されてしますのですね。

私の思う見どころ

なんと!!ウケグチを使ったウォールアートが販売されていました!!
壁に設置してちょっとした棚として使うのもいいですね。花瓶とか飾っても可愛いかも💐

ウケグチのアートウォール

値段は11,000円と手が出せない値段でもないのがいいですね!
(そして結構売れてました!!素敵だなと思ったけど、欲しい人は沢山いるみたいで、気持ちを共感できた気がしてなんか嬉しい)

まとめ

知ったからといって、すぐに何かができるわけではありませんが、まずは知ること自体が大切だと感じました🌲

身近な素材である木も、何十年もの時間をかけて大きく育ち、実際に使われる部分はその一部だと思うと、本当にありがたいことだなと改めて思います✨


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