今日の失敗ラン=明日の成功の種!凡ミスこそ次のヒント
朝の空気が清々しい…はずが、今日はどんより曇り空。気持ちもなんだかイマイチだ。こんな日に限ってランニングに出かけると、凡ミスの連続。スタートして早々、靴紐がほどけた。ちゃんと結んだはずなのに。まあ、気を取り直して結び直す。次こそしっかり!と思ったら、次の曲がり角で進むべき道を間違える。うっかり逆方向へ駆け出し、気づけば全然違う場所に到着。しかも、ランニングウォッチはGPSが迷子状態。距離もペースも全然違う数値を表示してるし、「お前、今日はどこ走ってんの?」ってウォッチに言われてる気分だ。
「あーもう、今日はダメだ!」と思いながらも、せっかく出てきたんだから走るしかない。だけど、足が重いし、息は切れるし、脚はガクガク。まるで昨日、未知の坂道を駆け上がったかのように疲労困憊。いや、待てよ。昨日そんなことしてないのに、なんでこんなにバテてるんだ?もしかして…昨晩のポテチのせい?ソファに沈み込みながら、夜更かしして動画を観てたツケが回ってきたのかも。そうか、敵はやっぱりソファとポテチとコーラか…。
そんなことを考えているうちに、いつもの給水ポイントに到着。しかし、飲もうとしたスポーツドリンクが半分空になってる。あれ?自分でしっかり蓋を閉めたはず…って、違う!それ昨日のやつだ!なんでまた古いボトル持ってきたんだよ、俺。味は薄いし、ぬるいし、これで走り切れる自信が一気にゼロに。しかも、そんな時に限ってすれ違う人々はみんな余裕の笑顔でシャキッとしたフォームで走っている。なんだろう、この敗北感。でも、彼らが見ているのはただのボロボロの自分じゃない。彼らには見えていない、これまでの自分との戦いがあるんだ。そんな自分を励ましつつ、ズルズルと前に進む。
結局、今日のランは「なんだこれ?」の連続で終わったけれど、ふと思う。凡ミスばかりのランだったけど、次へのヒントがたくさん転がってるじゃないか。靴紐をしっかり結ぶのは基本、ルート確認はスタート前に、ウォッチの設定は要チェック、そしてスポーツドリンクの準備は最新で…って、どれも当たり前のことだ。でも、今日みたいにやらかしたからこそ「次はもっと上手くできる」と思えるんだよな。ポテチの誘惑に打ち勝つためには、次回はクローゼットに隠しておく作戦もアリかもしれない。ソファとの戦い?それは…明日の自分に任せるとして、今日はとりあえず無事に帰宅できたことに感謝だ。
というわけで、今日の失敗ランはまさに明日の成功の種。凡ミスだって、笑えるようになれば次のステップ。少しずつ、確実に進化している自分を信じよう。次回こそは、ポテチなし、靴紐しっかり、GPS迷子ナシで行くぞ!
支援募集中!お礼に次の記事であなたの笑顔を想像しながら書きます。