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ランニングが好きなのですが 頑張るのは嫌いです。しんどいことが嫌いです。 ランニングに…

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ランニングが好きなのですが 頑張るのは嫌いです。しんどいことが嫌いです。 ランニングにまつわる気になったことを書き留めていきます。 お願いしたいのは、決してここで書いていること。参考にしないことです。読んでいただく際はご注意ください

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    1.負け犬ランニング、自分に負ける快感を

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道に迷うこと前提のトレイルランニング講座

トレイルランニングとは、未舗装の山道や森の中を駆け抜けるスポーツであるが、今回の講座では「道に迷うこと」を前提にした新感覚のトレイルランニングを提案する。トレイルランニングを極める上で最も重要なスキルは、意外にもランニングの技術より「道に迷う力」だと知っているだろうか。そう、迷子になることこそが、真のトレイルランナーへの第一歩なのだ! ### 第1章:迷子のススメ 通常のトレイルランニング講座では、地図の読み方やコンパスの使い方、GPSアプリの活用法などが教えられる。しか

    • トレイルランニングのロングを生き抜く「唾液生成術」

      トレイルランニングのロングレース、つまり50km以上の山岳コースを走り抜く際に必要なのは、脚力や持久力、そして精神力だけではありません。もう一つ、極めて重要なスキルがあります。それは「唾液生成術」です。このスキルは、胃腸トラブルを防ぎ、レースを快適に走り切るために欠かせません。 トレイルランの長丁場では、食べ物やエナジージェルを補給し続けるため、胃腸に大きな負担がかかります。レース中に胃もたれや吐き気、さらには下痢などのトラブルに見舞われることも珍しくありません。そんなとき

      • トレイルランニングにおける様々なトラブルをポジティブに受け入れる極意

        トレイルランニングに挑戦する際、トラブルは避けて通れないお楽しみ要素の一つだ。ぬかるみ、急登、倒木、迷子、そして時折登場する「これ本当に道?」という迷走コース。まるで障害物競走に参加したような気分になることも。だが、そんなトラブルをポジティブに捉え、笑い飛ばせる極意を身につければ、トレイルランニングはただの苦行ではなく、ちょっとした冒険喜劇に変わる。 そして、このポジティブな心構えこそ、ピグマリオン効果をうまく活用する秘訣だ。ピグマリオン効果とは、自分や他人の期待が現実に影

        • なぜ緑に癒されるのか その2(緑(植物)における癒し効果の学術的考察)

          トレイルランニングにおいて緑に包まれる環境に身を置くことが多々あります。そこで気になったのがこの表題。 調べ出したら、深みにはまったのでまとめてみました。 ++++++++++++++++++++++++++++++ **はじめに** 人が緑(植物)に接すると、しばしば心理的な癒しやリラックス効果を得ることが知られています。この現象は、進化的、生理的、心理的な観点から多角的に説明されています。本レポートでは、これらの視点を総合的に検討し、学術的な研究成果に基づいて緑が人に

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        • トレイルランニングにおける様々なトラブルをポジティブに受け入れる極意

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          なぜ緑に癒されるのか。その1

          トレイルランニングをする理由の一つとして緑に包まれる環境で走る際の緑からの癒しが気になりました。 ということで、ちょっと調べてみました。 人が緑、特に植物に癒される感覚を得るのには、いくつかの科学的な理由や進化的な背景があります。 1. **進化的な視点**: 人類は長い間、自然環境の中で生きてきました。緑豊かな環境は、食料や水が豊富で安全な場所を示すことが多く、生存に有利な環境であったため、進化の過程でそのような環境を好む傾向が強化されたと考えられます。 2. **視覚

          なぜ緑に癒されるのか。その1

          トレイルランニングにおける黒爪、爪剥がれ対策

          山道を駆け上がり、ゴツゴツした岩場を跳び越え、時には泥だらけになりながらも、その自由な感覚に心を躍らせるトレイルランニング。だが、その爽快感の陰で、ランナーたちの足元にはひとつの“黒い影”が忍び寄っている。それは、そう、黒爪だ。爪が黒くなるなんて、まるでお爺さんが「最近の若者は…」と嘆くように、足の指も「またかよ…」と言いたげだ。いや、黒くなっているのは怒っているんじゃなく、悲鳴を上げているんだ! さて、この黒爪の原因。岩にぶつけたり、下り坂で足がシューズの中で前に滑って爪

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          レース前のアルコール断ち。その効果を分析する

          トレイルランニングの世界では、レース前にアルコールを断つ「断酒マラソン」が密かにブームになりつつある。もちろん、全員が断酒しているわけではないが、酔っ払った状態で岩山を駆け上がるなんて無謀を超えてただの狂気だ。というわけで、今回はその「効果」について真面目に(?)分析してみたい。 まず、最初にお伝えしたいのは、私自身がここ数週間、炭酸水と友達になることを決意したということだ。断酒初日、「お酒を飲まないでどうやってストレスを解消するんだ?」と自問自答し、冷蔵庫の前でしばらく硬

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          カフェイン断ちの効能!眠気対策 ロングランレースへの活用法。

          「カフェイン断ち?それって拷問の一種?」と同僚に真顔で聞かれたとき、私はつい笑ってしまった。コーヒーは社会人にとっての生命線、朝の一杯は人類の発明した奇跡の儀式だ。それをあえて断つなんて、アリゾナの砂漠で水筒を放り投げるようなものだと言われるかもしれない。でも、トレイルランナーとしてはあえてこの苦行を選ぶ理由がある。そこには、眠気とロングランレースとの意外な関係が隠されているのだ。 ある日、仲間のトレイルランナーから「ロングレースの前にカフェイン断ちをしてみなよ。レース当日

          カフェイン断ちの効能!眠気対策 ロングランレースへの活用法。

          「疲れたら止まるのはOK!休む勇気もランナーの大切なスキル」

          ランニングの話をすると、たいていの人は「走り続けなければならない」とか「ゴールを目指して前進あるのみ!」みたいなことを言い出す。もちろん、それも一理ある。でも、本当に大切なスキルは、実は「休む勇気」なのだ。ランナーにとって最もハードルが高いことは何かと問われれば、私は迷わずこう答える。「止まること!」と。 いや、考えてみてほしい。疲れてペースが落ちてきたとき、周囲の視線を感じながら「いや、まだまだいける!」と気合で踏ん張っていないだろうか?でも、無理して走り続けると、体は次

          「疲れたら止まるのはOK!休む勇気もランナーの大切なスキル」

          雨の日はサボり時?いや、天からのシャワーでリフレッシュ!

          雨の日の朝、ベッドの中でぐるぐると葛藤が始まる。「今日は走らなくてもいいかな…雨だし」と、心の中のポテチソファがささやきかける。気持ちはわかる。雨は冷たいし、濡れるのは面倒くさい。でも、そんな言い訳をするたびにソファとポテチの罠にハマるのだ。今日は違う。今日は、「天からのシャワーでリフレッシュ」をモットーに、ポテチソファを打ち負かしてやる! 玄関でシューズのひもを結びながら、雨粒が窓を叩く音を聞く。まるで「おいおい、どこ行くんだよ」って雨自体が文句を言っているみたいだ。だが

          雨の日はサボり時?いや、天からのシャワーでリフレッシュ!

          タイムが伸びない日=景色を楽しむチャンスの日

          ランニングにおいて、タイムが伸びない日は時に自分との戦いを仕掛けてくる。それは、まるで毎朝のラジオ体操で突然出現する謎の軍団が「今日はスローペースでどうだ?」と挑発してくるようなものだ。そう、タイムが伸びない日、足が重い日、そして「今日こそベスト更新!」と意気込んだものの、秒針はまるでこちらを嘲笑うかのように冷酷だ。だが、そんな日こそ「景色を楽しむチャンスの日」なのだと、ある時ふと思い直した。 例えば、いつも目もくれない街路樹。普段なら通り過ぎるだけの存在が、今日は何だか妙

          タイムが伸びない日=景色を楽しむチャンスの日

          ランニング中の迷子は新しい発見の旅!

          「今日は新しいルートを開拓しよう!」そう意気込んでスタートした朝ラン。しかし、気がつけば見たこともない住宅街のど真ん中。道標を探しても「ここはどこ?私は誰?」状態に陥る。地図アプリを開けばいいだけなのに、「いや、これも一種の冒険だ!」と謎のポジティブ思考が発動し、逆にテンションが上がってしまうのがランナーの性。 走りながら周りを見渡すと、見たことのないカフェや可愛い雑貨店が目に飛び込んでくる。普段のコースにはない景色が広がり、思わず「これはこれでアリかも」と納得してしまう。

          ランニング中の迷子は新しい発見の旅!

          今日の失敗ラン=明日の成功の種!凡ミスこそ次のヒント

          朝の空気が清々しい…はずが、今日はどんより曇り空。気持ちもなんだかイマイチだ。こんな日に限ってランニングに出かけると、凡ミスの連続。スタートして早々、靴紐がほどけた。ちゃんと結んだはずなのに。まあ、気を取り直して結び直す。次こそしっかり!と思ったら、次の曲がり角で進むべき道を間違える。うっかり逆方向へ駆け出し、気づけば全然違う場所に到着。しかも、ランニングウォッチはGPSが迷子状態。距離もペースも全然違う数値を表示してるし、「お前、今日はどこ走ってんの?」ってウォッチに言われ

          今日の失敗ラン=明日の成功の種!凡ミスこそ次のヒント

          筋肉痛=がんばった証拠!全身で感じる成長の喜び

          ランニングをする者にとって、「筋肉痛」はまるで勲章のようなものだ。あの痛みが訪れるたびに、何か大きなことをやり遂げた気分になる。「がんばった証拠!」と自分に言い聞かせるが、その瞬間、階段の前で立ちすくむ自分の姿は全く成長していないようにも見える。だが、痛みの先にある成長を夢見て、我々は何度でも走り出すのだ。 ランニングをした翌朝、目が覚めると、まず最初に感じるのは全身の鈍い痛み。「やばい…動けない…」と布団の中で小さく呟く。脚は鉄のように重く、階段を降りるのもひと苦労。まる

          筋肉痛=がんばった証拠!全身で感じる成長の喜び

          ポジティブなDNFとは?あなたは全力をだしてそこに行き着いたのか

          ある日、ひとりのランナーが語ってくれたのは、「ポジティブなDNF」についての話だった。DNF、つまり「Did Not Finish」という言葉は、普通ならランナーにとって悔しさや無念さを意味するが、彼女の話は少し違っていた。むしろ、それは自分の力を出し切った証として、誇らしげでさえあったのだ。 彼女が挑戦したのは、八方尾根ゲレンデという、なかなかの難コース。走るというよりは、もはやゆっくりとした登山のようなペースで、何度も「ゲキサカ」ポイントで立ち止まりながらも、自分の足で

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          寝坊でランニングを逃した?それ、次のスタートの準備期間!

          朝のランニング、気合い入れて早起きする予定だったけど、気づけば時計の針はもう7時を指している。まさかの寝坊。昨日の自分は「明日こそ早起きしてランニングするぞ!」と宣言したはずなのに、実際は布団と一体化して、まるで引き離すのが困難な魔の装備みたいになっていた。こんなとき、自己嫌悪で一日を台無しにしてしまいそうだけど、ちょっと待って。それ、本当にそうなのか? 「寝坊でランニングを逃した?それ、次のスタートの準備期間!」と自分に言い聞かせる。そう、これはただの寝坊じゃない。次のチ

          寝坊でランニングを逃した?それ、次のスタートの準備期間!