fo_ss

ランニングが好きなのですが 頑張るのは嫌いです。しんどいことが嫌いです。 ランニングにまつわる気になったことを書き留めていきます。 お願いしたいのは、決してここで書いていることを参考にしないことです。読んでいただく際はご注意ください

fo_ss

ランニングが好きなのですが 頑張るのは嫌いです。しんどいことが嫌いです。 ランニングにまつわる気になったことを書き留めていきます。 お願いしたいのは、決してここで書いていることを参考にしないことです。読んでいただく際はご注意ください

マガジン

  • trail storyさんに寄稿した記事

    trailstoryさんに寄稿した記事をこちらにまとめています

  • オンラインランニング講座テキスト

    1.負け犬ランニング、自分に負ける快感を

最近の記事

トレイルランと株投資 〜山道で鍛える資産運用力〜

トレイルランと米国株投資、一見無関係に思えるこの二つ。しかし、どちらも「持久力」「リスク管理」「適切なタイミング」という共通点があるのです。これに気づいた私は、山道を駆け上がりながら株式市場の動きも見通せる“二刀流ランナー”になるべく、日々の鍛錬に励んでいます。 スタートラインはみんな一緒 トレイルランのスタート地点には、全員が同じ条件で立ちます。新品のトレランシューズを履いたビギナーも、泥だらけのベテランも、それぞれの準備と経験を持ってスタートします。米国株投資も同じ。

    • 体脂肪率、その先にあるもの〜トレイルランニング視点〜

      トレイルランニングに挑むとき、私たちは何かを背負っている。それはリュック、心の覚悟、そして体脂肪だ。体脂肪率が低ければ「軽やかに山を駆け抜けられる!」と思いがちだが、ちょっと待て。それ、本当に正しいのか?蓄蔵エネルギーという視点から、この脂肪の役割を見直してみよう。 体脂肪は、単なる「余分な荷物」ではない。むしろ、体の中に蓄えられたジェルパックのようなものだ。エネルギー補給が追いつかない長時間のレースでは、この「内臓ジェル」が秘密兵器となる。だが、ここで難しいのはバランスだ

      • トレイルランにおける怪我~山の神のイタズラ説~

        トレイルランニングは、山の大自然と向き合うロマンの冒険ですが、同時に「怪我」という試練を伴うアクティビティです。山を駆け抜ける我々にとって、怪我はトレイルのバリエーションのひとつと言っても過言ではありません(いや過言です)。今回は、レース中に起こりやすい怪我を発症箇所ごとに整理しながら、その背後に潜む「山の神のイタズラ説」にも迫りたいと思います。 1. 足首の捻挫:山の神のトラップカード トレイルランナーの宿敵といえば、根っこや岩に引っ掛ける足首の捻挫です。ついさっきまで

        • トレイルランにおける筋肉痛、その名は「山の置き土産

          レースが終わった翌朝、布団の中でまず感じるのは全身の鈍い痛み。特に足の裏から膝、太もも、そして腰にかけての筋肉たちが「俺たちは働いたぞ!」と叫ぶように主張してくる。これがいわゆる「トレイルラン筋肉痛」。その正体を探るべく、自らの痛みを被験体として考察してみた。 1. 太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス) まず最初に悲鳴を上げるのは太もも。上り坂では大腿四頭筋がフル回転し、「もっと坂を走らせろ!」と叫ぶが、下りに入るとそのテンションが一気に反転。「もう降りるの無理!」と泣き

        • トレイルランと株投資 〜山道で鍛える資産運用力〜

        • 体脂肪率、その先にあるもの〜トレイルランニング視点〜

        • トレイルランにおける怪我~山の神のイタズラ説~

        • トレイルランにおける筋肉痛、その名は「山の置き土産

        マガジン

        • trail storyさんに寄稿した記事
          2本
        • オンラインランニング講座テキスト
          3本

        記事

          トップトレイルランナーを聖闘士星矢の黄金聖闘士に見立ててみた

          聖闘士星矢の黄金聖闘士に日本のトップトレイルランナーを当てはめ、それぞれの個性に基づいた「必殺技」を想像?妄想?してみました。はあ楽しい。 1. 牡羊座のムウ • 北田雄夫選手 • 必殺技:ヒーリング・トレイル 他ランナーをサポートしながら、自らも疲れ知らずで走り続ける「癒しの波動」を放つ技。極限状態の仲間を再び立ち上がらせるリーダーシップを発揮。 2. 牡牛座のアルデバラン • 石川弘樹選手 • 必殺技:タウラス・クラッシュラン 強靭なパワーを活かし、どんな

          トップトレイルランナーを聖闘士星矢の黄金聖闘士に見立ててみた

          「茶道における利休7則」よりトレイルラン7則を考察する

          トレイルラン7則 ~利休も走る⁉ 山の茶事と野山の道~ 1. 走りは己にとって心地よきように  利休の「茶は服のよきように点て」ならぬ、「走りは己にとって心地よきように」。速さやスタイルは他人の真似じゃなく、自分のペースで。トレイルランニングでは、「早く走れ!」と自分をせかす人もいれば、「山道はゆっくり楽しむものだ」と語る達人もいますが、結局「自分の道」を行くのが吉。山は競争の場ではなく、己との対話の場なのだから。 2. 補給はエネルギー湧くように摂り  利休は炭の配置で湯を

          「茶道における利休7則」よりトレイルラン7則を考察する

          「モーセの10戒」よりトレイルラン10戒の提案

          トレイルラン10戒 ~山の神に誓いを立てよ~ 1. 山の神を尊敬せよ 山はトレイルランナーにとっての神殿。景色も道も頂上も、すべて山の神がくれた贈り物。山を敬わず、ゴミを捨てたりしたら、罰は滑ってド派手に転ぶこと間違いなし! 2. 山を甘く見てはならぬ たかが山、されど山。「この山はサクッと登れるでしょ」と思ったら最後、登り返しで膝が笑うほどの試練が待っている。特に序盤の調子の良さは信用してはならない! 3. サボりの言い訳を考えるべからず 雨が降っても、風が吹いても、山は

          「モーセの10戒」よりトレイルラン10戒の提案

          「アルゴリズム思考術」を読んでトレイルランを考察する

          山道にもロジックを持ち込んでみたら? 『アルゴリズム思考術/ブライアンクリスチャン&トムグリフィス著』を読んでいると、「これ、トレイルランに活かせるかも?」と考え始めるトレイルランナーも多いだろう。山道を駆けるのにアルゴリズムが必要かって? いやいや、効率よく走破したいランナーにはピッタリだ。では、この本の中の「使えそうなロジック」を紹介しよう。 まず、出だしの「37%ルール」。これは、最初の37%をテストとして使い、その後最適な選択をするというものだ。トレイルの新しいコー

          「アルゴリズム思考術」を読んでトレイルランを考察する

          「休養学」を読んでトレイルランの休養を考察する

          トレイルランニングに役立てられないかを考察してみる. 「休養」というテーマに新しい視点を得たトレイルランナーが多いはずだ。登り坂やテクニカルな下り道を駆け抜け、タイムや心拍数に気を配りながら走る一方で、どれだけの人が「休むこと」に同じくらいの気を配っているだろうか?『休養学』は、ただの「休む日」を増やすための指南書ではなく、休養そのものを「トレーニングの一部」として積極的に組み込む重要性を説く本だ。 多くのランナーが抱える疑問、「どのくらい休めばよいのか?」に対して著者は明

          「休養学」を読んでトレイルランの休養を考察する

          扁平足トレイルラン対策

          まず、扁平足とは、足のアーチが低く、地面と接する面積が多い足のこと。トレイルランで扁平足の人が遭遇する「足底(そくてい)バーニング現象」、つまり土踏まずの痛みは、舗装路と異なり岩場や起伏が激しいコースで一層拍車がかかります。原因は、足裏の筋肉や腱が土踏まずを支えるのに奮闘するものの、耐えきれなくなり悲鳴を上げることにあります。土踏まず、意外と繊細なんです。 医学的には、足底腱膜という硬い腱が土踏まずを支える役割を果たしています。扁平足だと、この腱が伸びきってしまい、炎症や痛

          扁平足トレイルラン対策

          トレランとイケメン

          トレイルランニングをしていると、山道を駆け抜けるイケメンランナーたちに出くわすことがある。彼らはだいたい、山の斜面を駆け上がるときのフォームも完璧だし、まるでカメラマンでもいるかのような完璧な笑顔を見せる。見ているこちらは「これぞトレラン!」と思う反面、「まったく、この山にイケメンなんかいなくてもいいのに…」と、心の片隅で嫉妬の炎がメラメラと燃え上がるのだ。 まずイケメンランナーは、その登場シーンからして違う。登山口でストレッチをしている姿はまるでCMのワンシーンみたいだ。

          トレランとイケメン

          いい歯のために トレイルラン編

          さて、トレイルランと聞いて、「いい歯?」と首を傾げたくなる人もいるだろう。しかし侮るなかれ、山を駆けるトレイルランナーにも「歯」問題は切実だ。山の中を走り続けるうちに、歯磨きタイミングやエネルギー補給でいつの間にか口内が甘いものだらけに…、さらに疲労から眠気に襲われると、歯磨きの気力がゼロになることだってある。ここで大事なのは「いい歯」を保つためのちょっとした工夫。今回は、「トレイルランと歯磨き」の共存方法を探るべく、面白おかしくその道筋をたどっていこう。 山の中で歯磨き?

          いい歯のために トレイルラン編

          108の煩悩とトレイルランニング

          仏教には「108の煩悩」があると言われますが、その内訳には六根や時間の観念が関係しています。六根とは「眼・耳・鼻・舌・身・意」の6つの感覚器官で、これらが刺激されることで欲や迷いが生まれるという考え方です。そして六根に「過去・現在・未来」の時間観念が加わり、さらに「好(こう)=好き」「悪(あく)=嫌い」「平(へい)=無関心」といった反応が絡んで、合計108通りの煩悩が生まれるとされています。108回の鐘をついて煩悩を払い清める年末の風習も、この数え方に由来します。 さて、ト

          108の煩悩とトレイルランニング

          トレイルランにおける色欲

          さて、ついに「色欲」です。トレイルランで「色欲?」と疑問に思うかもしれませんが、ここでは「モテた〜い!」という気持ちが巻き起こす、愛すべきランナーの姿にスポットを当てましょう。「モテた〜い」という心が、山の中でどう発揮されるのかをユーモアたっぷりに考察します。 1. モテた〜い!新しいランウェア編 「今日は山の中でもバッチリ決める!」と、最新のトレイルウェアで全身を固めた自分。派手なカラーデザインに反射素材も装備し、もう山中で一目置かれる存在を目指します。もちろん狙いは「

          トレイルランにおける色欲

          トレイルランにおける暴食

          「暴食」。トレイルランナーにとってはあまり縁がなさそうな罪ですが、実はトレイルの途中でもゴール後でも、思わぬところで暴食の誘惑に陥りがちです。「どうせ消費カロリーは多いから…」と自分を甘やかす瞬間、ランナーが暴食という罪に少しずつ染まっていく姿を、ユーモアたっぷりにお届けします。 1. スタート前から暴食:「エネルギー満タンが大事」 スタート前に「今日は特に頑張るぞ!」と、朝ごはんをモリモリ食べます。ご飯大盛りにパンも追加、そして「どうせすぐ消費するから」とデザートまで。

          トレイルランにおける暴食

          トレイルランにおける強欲

          「7つの大罪」シリーズもついに「強欲」編。トレイルランニングでの「強欲」は、ランナーの欲望が次々と顔を出し、自然と調和するどころか、ついつい山の中でも自分の欲に溺れてしまう瞬間です。以下では、トレイルでの「強欲」を振り返り、ランナーの笑いと欲望が渦巻く場面をユーモアたっぷりにお届けします。 1. 強欲とコース選び:「もっと走れるはず!」 スタート前に「今日は10kmでほどほどに楽しむ」と決めたのに、景色の良い分岐点に来ると、「いや、もう少し行ける!」と距離を欲張りがち。気

          トレイルランにおける強欲