見出し画像

トレイルランとスマホ依存:山道でのデジタルデトックス

イントロダクション
みなさん、トレイルランニングの途中でふとスマホを取り出し、SNSに写真を投稿したり、通知をチェックしたりしたことはありませんか?せっかく山道に来ているのに、気づけば「電波がない」とイライラしてしまう……そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。今日は、トレイルランとスマホ依存の関係を探りつつ、自然の中で本当の自由を取り戻すヒントをお届けします。

1. スマホ依存:なぜ山でも手放せないのか?
スマホは現代人の「もう1つの手足」とも言える存在です。しかし、山に入ると、この「手足」が突然機能しなくなる場面が多々あります。
• SNS中毒
景色を見れば「これはインスタ映えする!」と写真を撮り、投稿する。いいね数を確認するために、せっかくの山道を焦って駆け下りていく……そんな「ランニングSNS症候群」にかかっている人も多いのでは?
• 安心感のためのデバイス
スマホがあると、どこでも誰かに連絡できるという安心感があります。しかし、山では電波が入らず、逆に不安感を増幅させることも。

2. スマホ依存がトレイルランに与える影響
スマホを山に持ち込むことで、ランニングそのものにどんな影響があるのでしょうか?
• 注意散漫
例えば、通知音が鳴るたびにポケットを探る。これでは足元の石に気づかず転倒する可能性も大。山道の集中力は、命に関わることもあります。
• 景色を楽しめない
スマホ越しにしか景色を見ないと、本来の壮大さや空気感を感じることができません。山はライブ会場のようなもの。録画よりもその場を楽しむべきです。
• タイムの呪縛
ランニングアプリを見ながら「ペースが遅い」と焦ると、トレイルランの醍醐味である「自然との一体感」を失ってしまいます。

3. デジタルデトックスとしてのトレイルラン
では、スマホから解放されるために、トレイルランニングをどう活用すればいいのでしょうか?
• 「エアプレーンモード」で走る
電波を完全に切り、アプリや通知が気にならないようにするのがおすすめです。
• 紙の地図を使う
GPSアプリに頼らず、昔ながらの地図でルートを確認する。これが意外と頭を使い、冒険感が倍増します。
• タイム計測をやめる
一度時計もスマホも見ず、純粋に体と風景の感覚だけで走ってみましょう。驚くほど自由な気分になります。

4. トレイルランナーに送るスマホとの付き合い方
スマホと完全に別れる必要はありません。しかし、バランスが重要です。ここで「トレイルランナー流スマホ使用ルール」をご提案します。
①写真はゴール後にまとめてアップ
トレイル中にSNSに投稿するのはやめて、全行程が終わった後にその日を振り返りながら投稿しましょう。
②緊急時以外は通知をオフ
必要な連絡は山を降りてからでも十分間に合います。
③トレイルに必要なアプリだけ使う
ルート確認や安全管理に役立つアプリは使いつつ、ゲームやSNSアプリは一切開かない、と決めるのも手です。

5. スマホを手放した先に見えるもの
スマホをポケットに入れたままにすると、足元の小さな花や頭上の鳥のさえずりに気づけるようになります。そして、「何も持たない」ことで得られる自由は、想像以上の開放感をもたらしてくれます。

電波の届かない場所で、時間も数字も忘れてただ山を走る――そんなランニングは、現代人にとって最高のリフレッシュ法です。

結論
スマホは便利なツールですが、それがなくても山はあなたを歓迎してくれます。次回のトレイルランでは、ぜひデジタルデトックスを実践してみてください。そして、ゴールした後、スマホを開いたときにはこう呟くのです――

「スマホがないと山も走れないと思ってた。でも、山はスマホなんかよりずっとすごかった。」

デジタルな世界から一歩抜け出し、自然との本当のつながりを楽しみましょう!

いいなと思ったら応援しよう!

深北男塾note
支援募集中!お礼に次の記事であなたの笑顔を想像しながら書きます。