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口呼吸?鼻呼吸?トレイルラン編
トレイルランニングに出かける前に、「口呼吸がいいのか?鼻呼吸がいいのか?」なんて、ちょっと考えたことがある。ネットでは「鼻呼吸が良い」とか「いや、口呼吸の方が酸素をたくさん取り込める」とか、色んな意見が飛び交っている。そこで、実際にトレイルランで試してみることにした。山の中での呼吸法、果たしてどっちが正解なんだろう?
まずは「鼻呼吸」でスタート。鼻からだけ息を吸って、肺に空気を送り込むんだけど、最初の10分くらいは「これが理想的な呼吸法かも!」と感動すら覚えた。鼻呼吸はリズムが取れて、心なしかゆっくりと体に酸素が行き渡る感じがするし、山の新鮮な空気をじっくり味わえる。山道を進みながら、木々の香りや、湿った土の匂いまで感じられるのは、確かに鼻呼吸ならではの特権だ。
でも、問題は次の急坂で訪れた。急に傾斜がきつくなり、足がガクガクし始めると、鼻呼吸だけでは酸素が足りない!「吸え、吸え!」と心の中で命令するけど、肺はパニック状態。これはやばい、酸欠になる!自然の美しさどころじゃなく、景色が遠のきそうになったところで、緊急呼吸モード「口呼吸」にスイッチ。
口呼吸を解禁した瞬間、まるで滝のように酸素が体中に流れ込む。ああ、生き返った!という感覚。酸素が一気に脳に届き、頭がクリアになる。体がまた軽くなり、足も動き始める。やっぱり、口呼吸は酸素の供給量では負けない。だけど…その代償として、今度は口の中がカラカラになり、喉も痛くなる。トレイルランで口を開けっぱなしにしていると、気づけば口の中に小さな虫が入ってくるというおまけつき。新鮮な山の空気を感じるはずが、昆虫スナックで栄養補給してしまうとは思ってもいなかった。
そこで一旦立ち止まり、考える。「鼻呼吸か、口呼吸か?」どっちが正解かなんて、状況次第じゃないか? 急な上り坂や酸素不足に陥ったときは、口呼吸が救世主だ。でも、穏やかな道や景色を楽しみたいときは、鼻呼吸がベスト。さらに、虫の多い場所では絶対に口を閉じておくべきだと学んだ。
結論としては、「鼻と口、どっちも使うのがトレイルランの必勝法!」ということに落ち着いた。鼻呼吸は、リラックスして自然を満喫するためのモード。一方、口呼吸は、緊急事態やハードな瞬間に頼るべき裏技。次のトレイルでは、うまく二刀流を使いこなして、山頂でのオトコジュクーポーズを余裕の呼吸で決めたいところだ。
ただし、虫には注意!
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