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22日 スペイン・ポルトガル 3,000kmのロードトリップスペインベテラン撮影コーディネーターのぶらり旅

22日
以前車で通って気になっていた川沿いの遊歩道へ家から歩いていく。入り口に大きなバンが停まっていて、男性二人が圧力をかけた水で遊歩道をメンテナンスしていた。大声をあげて通れるか聞くと大丈夫だという。よかった。歩道は木でできている。湿気でコケが生えたり、そのままにしておくと木が腐敗してしまう。

圧力をかけた水でメンテナンス中

歩道はずっと海に沿って続いている。心地よい音と適度な木陰で森林浴。すばらしいオアシス。コバルトブルーの糸トンボや、水の上には沢山のあめんぼ。半世紀ぶり?に見たのによく名前が出てきた。私は子供の時に川のすぐ前で育ったので川遊びも良くしたからなつかしい。

木陰で水の音を聞く

時折自然のプールのような水たまりがある。Aはここは家に水道ができるまできっと人々の洗濯場兼お風呂だったと言う。水は透明できっと冷たいだろうがふんだんに流れている。ガリシアの観光案内によると、「ガリシアは1000の川がある地」だそうだ。マラガには川があるが水が無い。雨が少ないのでダムで止められてしまう。大雨が降った時だけ水が戻る川が沢山あって、そんな時は人が集まって川を見ている。随分違う。

石庭のよう

行き止まりなので同じ道を戻ると大分作業が進んでいた。ご苦労様。一度道路に出たが下にも同じような道があるので行く。洗い場兼家畜の水飲み場がある。洗濯、収穫した野菜を洗ったりしたのだろう。

洗い場

道を進むとサンタマルタ・ビーチ に出た。そのまま降りて行くと突端に立派な彫刻があるのだが、作者名もタイトルも無い。

巨大な彫刻

半島をぐるっと回ってラデイラ・ビーチの遊歩道を通り、スーパーに寄って帰宅。イカとムール貝のランチを食べて休憩。

遊歩道

Aは海で泳いで歩きに行く。健康のために毎日10Km歩くのが目標だそうだ。私は暑いので家で旅行記を書いたりする。19時からナダルとアルカラスの夢のダブルスの試合がある予定だったがパリは雨が沢山降って延期になったと国営放送で見たので早めに夕飯を食べてジャズフェスに行くことにする。

ひよこ豆サラダ

ひよこ豆、アボガド、キュウリ、トマト、蟹もどきを刻んだサラダ。七面鳥のサラミとチーズ。夏は火を使わない料理で簡単に夕飯を取る。

ドラムが良かった

今日は9時からMartin Verde Quintet。ギターがマルティン。ドラムとサックスが良い。マルティンのオリジナル曲を演奏。なかなか楽しかった。

途中で帰る

10:30からはArcarzo & Permamon Quintet。夜露はすごくなってきたし、後ろの方ではすっかり花見の宴会モードの話し続ける人たちがうるさく、音楽のタイプもあまり好きではないので途中で帰ってくる。フェスではこの後ジャムセッションがある。くつろいだ雰囲気の海際のジャズフェスはとても夏らしく、楽しめた。

遠くに打ち上げ花火。毎晩12時過ぎ

帰ってナイトキャップ。また遠くに打ち上げ花火の一部が見られた。毎日あちこちで祭りが続いている。

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