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友人を訪ねて ドイツ ケルン

以前ミハスに住んでいて、ドイツに引き上げた友人夫妻のドイツ人のご主人が8月に急に亡くなられ、日本人の85歳のEさんは、今月で家を片付けて娘の家族と一緒に住むことになった。問題は大きくて立派な家具や私物をどう処理するかだ。伺えばご主人の事はまさかの展開で、悲しみも束の間。何とかするしかない。と言う訳で4日ほどだがお手伝いと話し相手に、ケルンに行くことにした。

ケルンには以前から遊びに行きたかったが、COVIDで伸び々になっていた。やはりドイツで結婚式をするはずのカップルもCOVID で延期を重ね、遂に中止。ひょんな事から35年振りのドイツ。

チケットはedreamsと言う会社で、マラガからデュッセルドルフまでの買うのが一番安かった。行きはEurowings 帰りはCóndor と言う航空会社で往復201ユーロ。手荷物のみの最もBasicなチケット。ところがオンラインチェックインをしようとして、みよじのスペルが一文字余計!やれやれ。どうなることかと思ったが2日前に念の為空港に行ったら、3文字までなら問題なしとのこと。オンラインチェックインせずに、当日カウンターに行って直してもらうように、と言うことだった。

チェックインに2時間前から列が

気を取り直して当日2時間前に空港カウンターに。すでに長蛇の列。EU内の飛行は通常1,5時間も前に行けば良いのだが、さすが真面目なドイツ人!小一時間待って順番になり聞いたが、シェンゲン協定国内だからパスポートチェックも無いし、全く問題無しとのこと。これはかなり適当。無事にセキュリティ、搭乗も済ませたが、なかなか出ない。朝早かったのでウトウトしてもまだ地上だった。結果約40分遅れ。

デュッセルドルフは晴れ。1週間前は毎日雨の予報だった。ラッキー。

空港には友人と彼女の年長の大学院生の孫が医学生の彼女と一緒に出迎えてくれた。今日は東西ドイツが一つになった記念の祭日で大学は休みだそうだ。ありがたい。

デュッセルドルフには色んな和食店がある

2時と、ドイツではちょっと遅くはなったものの、皆で昼ご飯に。ラーメン屋を目指したがどこもすごい列。お目当ての店は休んでいたりで、結果北海道キッチン 0番地に入り、ズバリ4人のテーブルが空いていてすぐに座る。ラッキー。


ドイツで予想外の牡蠣フライ定食。タルタルソースとソースが付いている。あー久しぶり。豚丼とちらし寿司もなかなかだった。

魚も新鮮

食べ終わってもまだ通りには行列。あるラーメン屋さんのオーナーは日本には必ずファーストクラスで行くので有名だそうだ。納得。

近くのホテルテラスでコーヒーを飲んでケルンの家へ行く。

家には娘のYさんが知人とその知り合いに家具などを見せていた。シエラレオナの方で2年前に夫を亡くし、4人の子供達を育てているそうだ。

Yさんは一人娘で寂しかったので、なんと7人の子供を生んだ。6人男の子が続き、どうしても女の子が欲しくて生まれたAちゃんは3歳半。

友人の家には学生寮に入るまで孫と彼女がEさんの家に同居しているそうで、ここもしばらく賑やかだ。

色んな人生がある。みんな大変。そしてそれぞれの人生を懸命に生きている。


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