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相続の話し合い①

こんばんは。
いつか「あっけし牡蠣まつり」に行ってみたいちなこです。
牡蠣が大好きで、数ヶ月前築地で厚岸産の牡蠣を食べてとても感動しました🥹
食べてからもずっと口の中が牡蠣でした。
嫌いになるほど食べ続けたいです😆

前回の続きです。

いよいよ私の怒りが爆発します💥💥

父が亡くなり、49日の法要を終え、父の相続人である母、兄、私は、母のこれからの事などを含め話し合いをしました。

話し合いは、母、兄夫婦、私と主人の5人でしました。

まずは準備。

会話の録音


これは絶対してください。
私の場合は、父が生前に兄夫婦にお金を引き出されていたことを知ったのでこのような準備ができましたが、
みなさん、何が起きるかは分かりません、おすすめします。

話し合いは、1番重要な母のこれから。
兄夫婦は、母を受け入れません。
施設に入れると言ってきました。
この時、母は68歳。
施設に入るには若く、費用もかかります。
自営業だったので、収入は国民年金のみ。

費用もそうですが、母はアルツハイマーと診断されていますが、物忘れはあってもしっかりしています。
約3年経った今も普通に暮らし、物事の判断はできます。

兄は母を見ることはしない。
そうなると私が母を引き取るしかありません。
主人には本当に申し訳ありません。そして2人の子どもたちにも。

私が母を引き取ることになった為、兄が父から預かっていた(盗んでいた)母の定期預金を、母に渡すように言いました。

なんとその時、想像もしていなかったことを兄が言ったのです。

「え?金を取りにきたの?」

私は兄が何を言っているのか理解できませんでした。
母名義の定期預金です。
父はお金を金庫で管理していて、母のお金も一緒に管理していました。

私はこの管理の仕方に何も疑問を持っていませんでしたが、後に裁判になった時に、この管理の仕方が問題になります。
実家は自営業で、母は専業主婦。
父からもらったお金(父が稼いだお金)なので、母のものと実証することが難しいのです。

夫婦でも、お金は別々に管理をしなくてはいけないのか、そこまで細かくしないといけないのか…
みなさんはどうしていますか?
夫婦できっちり分けて管理していますか?

自営業、共働きなど、働き方によって違うかもしれません。
我が家は、私がお金の管理をしていますが、主人名義のもの、私名義のもの、全て一緒に管理しています。
この管理を辞めなくてはいけないのか…

話は戻って、この母の定期預金。
これから母を引き取って面倒を見る私たちは、母の面倒だけではなく、お金の面倒まで見るのでしょうか?

母は父からもらっていた生活費の中から、自分で貯金もしていました。
父と結婚をし、同時に義両親と同居。
ちょっとした仕事の手伝いもしていたので、多少の貯金はしていました。

母は普段から、娘の私には何でも話してきます。

母はよくお金を使う人でした。
父はそんな母を見ていたので、母がお金を持っていることを知りません。
自分の金庫にあるお金以外は知らないのです。

お金の話をよくする父。
前にも話しましたが、私は父の財産を知っていました。
母の定期預金は、自分が亡くなって、残された妻に残したお金。

父に癌が見つかり、母の今後について話をしたことがありました。
その時父は、(そんなことはちゃんと考えてあると言ったような感じで)母名義の定期預金の話をしました。
これは母はもちろん、私も知っていた定期預金です。

でも母の年齢的に、この定期預金では足りないと思った私は、父にこれから母に考えられる状況と、それにかかるお金を伝えました。

その時私が父に話した内容は、母が今後施設に入った場合、だいたい1ヶ月20万円、年間240万円は必要。
この時母は68歳。
足りないよ。

すると父は、凄く驚いていました。

それと同時に、家族でしっかりこのような話をしておくべきだったと後悔しました。

私たち夫婦は母を引き取るのに、労力に加えてそんな金銭面のリスクまでも引き受けることになります。
私たち夫婦は、母の預貯金は、母と一緒に引き取るべきだと主張しました。

しかし兄は、まずは母の手元にある預貯金で生活してくれと言うのです。
それがなくなったらこの定期預金を渡すと言ってきたのです。

さらに、

「長男の俺が預かる」とまで言ってきました。


「は?何でお前が預かるんだ、だったら長男のお前が母を見ろ」とその場では言いませんでしたが、すでに私は怒りが抑えられません。

母を見ることもせず、母を私たちに託し、私の主人に感謝もせず、お金は自分が管理する。

そんなに都合のいい考えの兄とは、話しもできません。

父が一人暮らしになり、認知症で分からなくなっている父のそばで、やりたい放題に父のお金を引き出し、更には母のお金を見つけて、全て自分のものだと錯覚していたのでしょう。

お金って怖いですね。
こんなにも人を変えてしまうのですから。

私たちは、母の命を預かり、兄は何もせずお金の管理。
しかもこのお金が必要になった時に渡してくれる保証もありません。

これは話しても無駄です。

話し合いは続き、次に父の預貯金を聞きました。
すると、兄は
「ないよ」と。

そして父の生命保険証のみを渡されました。
それと一緒に、手続きの仕方を紙に書いて渡されました。

父が数年前に入ったもので、数百万円のものです。
自分のお金の使い方を全て決めていた父は、この保険金は葬式代と言っていたのを私は知っています。
でもこの時は、そのことを言いませんでした。

怒りが込み上げている私は、父の生前にゆうちょ銀行の定期貯金が解約された通知を見ていたので、

「ゆうちょ銀行の定期貯金は?」と聞きました。

すると、兄嫁のびっくりした顔!
鳩が豆鉄砲を食ったよう…まさにそれです。

すると小さな声で

「知りません」。

これを聞いた瞬間、この先裁判になることを確信しました。
父の財産は、そこまで大きな金額ではないのですが、1番相続争いが起きると言われる金額です。

裁判になっても、弁護士費用でほとんど残らないような金額です。

でもこのままにはできません。

これが相続の1回目の話し合いです。
次回は2回目の話し合いを話します。

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