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ごえもん日記[2025/0210-0216]
10日。
今日は仕事で国会請願の署名活動に取り組んだ。この時期、毎年取り組んでいることであるがこの障害のある人の立場と言うものは低いところにあるなと時間する。今年度は、優生保護法の裁判で勝訴が続き、総理大臣が当事者たちに謝罪をしたことが全国的なニュースでも取り上げられた。しかしながら、それも氷山の一角。同じ人間として生きる権利は尊重する。それは重要だと思う。利用者にも生活についていろいろ悩みはないかと聞くのではあるが「ない」と言う意見は結構多い。実際には実家暮らしやグループホームを利用されている方が大半である。それはある意味生活には困らないではあるのだが、暮らしていくための選択肢を狭めているに過ぎないと思う。障害のある人といっても、ほんとに多岐に渡る暮らしに不平を感じる人もいれば感じない人もいる。もしくは感じられないのかもしれない。そう考えると、1つの答えを導き出す事はとても難しい。個人の考えだけでは疲弊してしまうだろう。だからと言ってお金を稼ぐための仕事や商売とはかけ離れている。と考えると国からの支援はきっとより多く必要になるだろう。そう思う。
11日。
祝日。めでたい日を迎えられることは嬉しい。次女のお食い初めと初節句。長女と同じ時の衣装を纏い「お食事」をする。快く協力してくれた両親に感謝。ここに新たな思い出が刻まれる。今はもういない祖父母の仏壇に向かうように2人の雛壇が飾られる。鯛を食うならこの時しか無いってくらい。振り返れば特別な時間だった。今こうして夫婦で鯛をつつき合っているというのも。
12日。
仕事は安定こそ怖い。今はある仕事(利用者が取り組むもの)があれど、期限は迫る。手が空くうちに、他人に任せられるうちにやるべきことをやる。今できれば去年のような自転車操業的苦悩は和らぐはずだ。その分頭は使い身体を動かして疲れるのだけど。一年のケースをAIにぶち込んで要約してみた。意外とまとまるやないか。おそらく1人につき半日はかかる作業を8人分午前にやっつけた。とりあえず印刷して共有。これもケースを日々書いてきたからこそ。これから年度末まで詰める。この一年子育てと仕事の両立を掲げてきた。それなのにずーっと続く不調、心身の不安定な感情と情緒。動かなければ何も変わらない。求めても何もくれない。ならば作るしかない。ということなのかもしれない。
仕事から帰り子供の風呂上がりにかかる、長女はちょうど上がったところで、次女は腹を空かせて泣いていた。早く帰れてよかった。食事も無事終わり。今夜は久しぶりのスタジオ入り。娘にバイバイして家を出る。今度妻の出る時は堂々とできるようにしよう。
休みの期間、全く楽器には触っていなかった。でも合わせた瞬間から気持ちが溢れ出るような感覚だった。正直なところ、感覚は鈍い。それでも集中して楽しめる時間を過ごせたのは幸せだと思う。スタジオに行かなかった4カ月ほどのことをスタッフと話をする。マスターがやってきて「今度レコーディングでパーカッションをやってよ」と声をかけてくれた。ブランクはあるけれどとても楽しみ。普段の生活を引き締めて、家庭からしっかり送り出してもらえるようにしよう。私が目指す暮らし方。
13日。
先輩から少し早めのチョコをいただく。
今日は妻がグループ懇談に参加してきた。新しい発見や共感もあったという。前向きに捉えているみたいだし、心の余裕も見られるのかもしれない。妻の余裕は夫の余裕にもつながると思う。しっかり把握したい。
早い時間から眠気に負けてしまう。次女の朝のミルクを飲ませる。
14日。
バレンタインを忘れる妻がいるという。おかいつが思い出させてくれた。ありがとうゆういちろうおにいさん。
昼に妻から不在着信。時間が経って気づいた。折り返すと「解決したw」と言った。昨日、私が豆腐をチルド室にしまっていたのだ。よく見つけたな。自分でも気づかなかったわ。疲れを誤魔化すことは私にはできない。
長女は5時に目を覚まし、歌を歌っていた。しかしそれは鼻詰まりがひどくて眠りが浅いだけだったのかもしれない。鼻吸いが本領を発揮する。降園後耳鼻科へ、診察待ちが長かったため家に引き返す。1時間くらい待っただろうか。その間に焼き芋を1本食っていた。処方箋が出た。
そこまで遅くならなくて良かった。
15日。
今日は午前中に仕事、昼からも仕事だった。慣れないところは小さな事でも不安に感じるもの。気づいたら昼ご飯を食べ過ぎた。1人で食事をしていたので、堂々とエガちゃんネルの即席ラーメンを食べた。イカスミガーリックまぜそば。中身は本当にニンニクがいっぱいだった。でもとてもおいしかった。部屋にニンニクの匂いが充満していた。昼からは、オンラインの研修があった引きこもり支援テーマにしていた。支援をされる対象は、違うものの、アプローチの仕方はとてもよく似ている。まるでそれは非認可の作業所が立ち上がった頃のような試行錯誤やツギハギながら繋ぐ活動のようなイメージを持った。高齢化や後継の課題があるがこのような活動はぜひ続いてほしいと思った。質問を当てられたので身近なことを聞いてみた。当事者へのアプローチで大事なことを聞く。回答もいただけた。
長女が発熱した。今日も鼻吸いが大活躍。買ってよかったと確かめ合う日々。次女はミルクが減ってきている。また戻れば良いのだが。
お腹がぽっこりしていた。元からそうなのだが、今日は久しぶりに食べすぎたかもしれない。疲れた時の体臭を指摘される。疲れた時と食べたものが何かあるのか?とりあえず疲れた時の体臭はニンニクっぽい匂いらしいぞ。うーむ悩ましい。
16日。
4時30分に長女の目が覚める。鼻吸いと寝かしつけ。発熱なのにぐったりもせず、食欲もあるし遊んでもいる。基準に届いてるのかそれとも測り方の誤差なのか、くらいに微熱だった。ただ鼻詰まりは顕著だった。何度も吸えど黄色い鼻水を吸い込んだ。微熱も平熱に戻ったり、また発熱したりで「どっちなん?!」と判断を困らせた。まぁ鼻風邪なんかな…
次年度に向けて保育園の準備が動く。荷物量が変わるのでカバンを新調することになった。長女本人が扱えるためにチャックの開け閉めや荷物の取り出しを練習する。まず購入したカバンに見慣れてもらいいろいろ触る回数を増やす。
実家へ。木曜日から4日連続で来ていたとのこと。予定に切羽詰まって相談することが多い。ありがたく思う。親戚からのお祝いも受け、和菓子をいただいた。苺大福が美味しかった。明日から仕事進める。来週は雪が気になる。