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頑張るのをやめると起こること
「頑張るのをやめる」
この言葉を聞いて連想するのはどちらですか?
・堕落 (ダメになる)
・解放 (楽になる)
私は、、
頑張るのをやめたら堕落すると思っていました
だから頑張るのをやめるのが怖かった
頑張るのをやめたら誰からも必要とされなくなると
頑張りに執着し、頑張りを美化しなければ
自分の生き方を肯定できなかったんです
【信念】頑張ること=美徳 の原体験は
間違った成功体験だった
我慢できてえらいね〜
泣かないでえらいね〜
1番になれてすごいね〜
そっか!自分より他人を優先すると誉められるんだ!
そっか!感情を抑えて我慢すると誉められるんだ!
そっか!いつも全力で頑張れば誉められるんだ!
・我慢すれば丸くおさまるという成功体験
・素顔を隠蔽すれば問題を防げるという成功体験
・実力以上の力で無理をすれば輝けるという成功体験
成功したからこそ信じてしまった
頑張ることは良いことなのだと
実体験ほど確信できるものはない
だから頑張ることは美しいという信念が
人格に根強くこびりついた
清く正しく美しく厳しく強く優しく賢く
(誰かにとって都合の) いい人間こそが好かれ認められると信じ
捨てられるのは嫌だから必死に頑張る
だからこんな大人に仕上がりました🔻
自分をすり減らし
他人を無理に助けて
やりたいことを我慢して
実力以上の力を出そうとして疲れて
誰かの都合がよくなるためだけに頑張る
つらく苦しいほど
頑張っている自分が美しかった
ここにしか自己満足がなかった
乗り越えた時の達成感を夢見て
今という時間を犠牲にし続けた
こんな状態の人間が
頑張るのをやめるとどうなるのか?
何をしても
自分勝手だと嫌われないか?
弱虫だとバカにされないか?
根性なしだと見下されないか?
役立たずだと落胆されないか?
という具合に常時ガクブル祭りが開催されます
頑張ることで「いい人間」を保っていたから
未熟者の自分が本来の姿をさらけ出すなんて
ありえねぇ
つまり・・・
頑張ることをやめると堕落すると思ったのは
ありのままの自分を許容できていないからだった
ということは・・・
ありのままの自分を許容できていれば
頑張りをやめることが怖くないのだ
頑張ることをやめるとき
やめても問題ない安心感があれば
解放として捉えられるのだ
住む家があるから旅行先で何かあったら
すぐに帰ればいいという安心感がある
ダメならやめればいい 別にダメでも困らない
住む家がないから今日の宿を探さなければならないと
現状を許容し難い状況では焦りや恐怖感がある
ダメだったらどうしよう ダメだったら凍え死ぬ
とはいえ
頑張るのをやめたら
自分の場合は無職になる
なればいい
1〜2ヶ月とか思い切って無職を堪能すればいい
堕落してニートになるかといえば
そうじゃない
1〜2ヶ月の無職という時間があったからこそ
本当の自分の声が聞こえるようになる
旅に出てもいい
会ってなかった人に会いに行ってもいい
とにかく自分が誰かのために動くのではなく
自分がどうしたいかをとことん自問すること
一見回り道でも、
その遠回りしている道の上には
今まで特急列車に乗っていて見えていなかった
素朴で心地のいいヒントがゴロゴロあると気づく
自分の声を聞いて
自分を満たすことで
今の自分がどんな状況であろうと
卑下せず認め受け入れることができる
この状態の人間が
頑張ることを辞めた時
本当にやりたいことがちゃんと残っていることに気づく
それこそニートなんてやってる場合じゃねぇ
やりたいから時間が惜しくなるはずなんだ
「自分を嫌っている」+「頑張るのをやめる」= 自堕落
「自分を許容している」+「頑張るのをやめる」= 自己解放
この足し算を伝えたいだけだったのに
めっちゃ長くなっちゃった
読んでくれてありがとさん