禁煙と禁酒はどちらが難しいのか。
今回のテーマはこれです。
知ってる方も多いでしょうが、暇潰しがてらお付き合いください。
ちなみに今回の画像は、
「今わかばとエコーも500円超えたの!?あんなに不味いのに!」
という個人的な驚きによるものです。
(共感してもらえる方はきっと同年代で値上げに苦しんだ世代💧)
タバコとお酒、
昔から色々と問題視されながらも無くならず、
きっと税金徴収のためこれからも規制されることはないでしょう。
緩やかな麻薬なんですけどね💧
そもそも依存症とは、
身体的依存と精神的依存の2つの症状があるとされてきました。
身体的依存とは、
身体機能における依存状態であり、薬物が慢性的に身体に取り込まれることで、正常を保てるようになった状態のことをいいます。
そのため、急に摂取を止めると離脱症状が起こり、身体機能に異常を生じてしまうのです。
精神的依存とは、
その名のとおり精神的に欲しくてたまらなくなる状態のことをいいます。
これだけでは、我慢したら?と思われますが、完全な依存状態では自我のコントロールは効きません。最悪の場合、犯罪を犯してでも手に入れようとするなど、逸脱した精神状態となります。
最近ではこれに加えて、心理的依存、社会的依存なども言われるようになりました。
簡単にいうと、
心理的依存とは、依存状態にないにも関わらず、勘違いして摂取を続けてしまうこと。
例、食後の一服など。
社会的依存とは、現代社会におけるルールやマナー、配慮などにより摂取してしまうこと。
例、乾杯はビールなど。
では本題ですが、
要するに、タバコとお酒ではどちらの依存が強いのかということになります。
どうでしょうか?
結論から言うと、お酒の方が強い、です。
そんなはずはない!
と思いませんか?
私は1日3箱吸うくらいの愛煙家だったので、嘘つけと心から思いましたね💧
(まぁお酒は好きになれなかったので、依存することもないんですけど💧)
細かく説明すると、
タバコは身体的依存はありますが、実は精神的依存はありません。
しかも、離脱症状も2~3日程度しかなく、主な症状は集中力低下とイライラくらいのものなのです。
「イライラはするけど精神的には制御可能な状態」
とすると3日だけなら頑張れそうな気がしませんか?
それに比べてお酒は、身体的依存と精神的依存の両方が強く出現します。
まずは身体的依存の離脱症状ですが、2段階あります。
早期離脱症状は飲酒を止めて数時間すると出現し、手や全身の震え、発汗、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、幻覚、幻聴などがみられます。
後期離脱症状は飲酒を止めて2~3日で出現し、幻視(見えないものが見える)、見当識障害、興奮などのほかに、発熱、発汗、震えがみられることもあります。
長ければ一週間程度症状が続き、症状に耐えきれずに飲酒してしまうことがよくきかれます。
数時間で幻覚症状まで出てしまうと、精神的に冷静な判断もできないですよね💧
アルコール依存症の患者さんでよくきくのが、
神社に忍び込み神前のお供え物のお酒を飲む、
墓地に行きお墓のお供え物のお酒を飲む、
などですが、天罰があたりそうで私にはとても真似できないと思ってしまいます💧
そんなわけで実は禁煙の方が簡単となるのです。
ちなみに、私が禁煙したきっかけは、1回目の大幅値上げでした。
当時コンビニでバイトしていたため、値上げ前に給料の8割分のタバコを購入(25カートン買いました💧)し、吸いきったら終わろうと考えて、見事にやりきりましたね。
周りの知り合いが、100円以上も上がった値段でタバコを買っているところを見て、金銭的な勿体無さを感じたのが決心を強めたと思います💧
アドラー心理学(だったと思う💧)では、
最後の1本を味を冷静に噛み締めながら最後まで吸う、
という禁煙のルールのようなものがあります。
実際にやってみると根本までくると本当に苦くて不味いですよ💧
話が反れましたが、今回の結論と個人的考察です。
説明したように医学的観点から見て、タバコは頑張れば禁煙できるレベル。お酒は依存リスクが高く、依存症までいくと社会生活に大きく影響を及ぼすレベルということです。
国が禁煙を推奨しているのは、健康にとって「百害あって一利なし」ということなんでしょうが、個人的にはお酒の方がよっぽど問題と感じますよね💧
それでもお酒は取り締まらない(アルコール依存症でも、社会的異常行動の現行犯でなければ、警察が捕まえることも、無理やり入院させることもできません)となると、政治家さん達が飲み会をしたいだけじゃない?と思いますよねー、、、
高級クラブで美男美女に囲まれて高いお酒飲んで、、、
告発されたら、
「覚えてません、記憶にありません」
と。
良いご身分ですね、と💧