【断糖高脂質食ダイエット】私が太ったきっかけ(まだ太っていなかった頃編)
私が太ったきっかけ(まだ太っていなかった頃編)
よく歩き、登った。
私は小さな田舎町で育ちました。
家は山と山の間の谷にあり、平地の小学校から3.3kmを歩いて帰りました。
行きは親たちで呼んでいたジャンボタクシーが旧バス停あとまで迎えに来ましたが、帰りは歩いて帰るしかありませんでした。
家は山の中腹で、ロードバイク乗りがトレーニングに利用する長い坂道でした。
暑い日も寒い日も雨の日も重いランドセルを背負って帰るのは小学校低学年にはこたえました。子供の足でおよそ1時間強の登りの道のり。放課後に友達と遊ぶことなど不可能で、日が暮れる前に帰らねければならず、帰る頃にはヘトヘトでそこから遊びに行くことなど不可能でした。
中学生になると自転車通学になりましたが、行きは下りで比較的楽でしたが、帰りは4.2kmの道のりをカバンを自転車のかごにのせて登らなければなければなりませんでした。高校生になっても3.2kmの自転車通学で登坂距離は対して変わりませんでした。荷物は中学生の頃より増えていた気がします。
専門学校時代は都会の専門学校まで
4.7km先の平地の駅まで自転車↔駅から電車↔着駅から2.2km先の学校まで自転車
という道程でしたので結果的に運動はそれなりにしていました。
食べるのは特に好きではなかった。
実家にいた頃は田舎だったこともあり、比較的外食は少なく家食がほとんどでした。母親は肉より魚が好きで、料理は魚と野菜が多く、
私は白米があまり好きではなく、おかずしか食べない子供でした。
理由は味がしないから。
同じ理由でパン(食パン)、豆腐、こんにゃくなども好きではなく、白米はふりかけかたまごや納豆掛けご飯にするなどしないと手をつけませんでしたが、そんな物が用意されることはめったにありませんでした。
また、家に帰ってもおやつはあまり用意されていませんでした。
お菓子もみんなが好きなポテトチップスやせんべいも好きではありませんでした。理由は歯の間に詰まるから。
じゃがいもがあまり好きではなかったです。母親はポテトサラダをよく作って出していましたが、絶対に手を付けませんでした。
私は糖質をあまり取らない子供だったのです。
食事の時間はとっとと済ませて遊びたかった。
しかし、おかずが残ると親が無理にでも食べさせようとしてくるのでそれなりにカロリー、おかずに含まれる多少の糖質は取らされていました。
白米やポテトサラダを残しても何も言われなかったのは、親の実家が農家でそこで作ったものを食べていたので実質タダ同然だったので見逃してもらえていたのではと思います。
でもやせてもいなかった。スポーツは嫌いだった。
小中高と部活は文化部で運動は苦手で好きではなかったです。
特にボールを投げる、取る、打つなど苦手で走るのもクラスでも下の方でした。
物心ついた頃から週1回、親に街のスイミングスクールに通わされ、その他に週2回少年空手、土日は少年野球などに強制的に通わさせられました。
特に嫌だったのが習い事が終わっても一向に親が迎えに来ない。
空手やスイミングスクールは終了後1時間以上待たされるのはザラで
特に空手は町民会館で行われ、夜8:30に終了。普通の親は終わる直前かすぐ後には迎えに来てましたが、9:00の閉館時間になっても迎えに来ず、閉門で敷地の外に追い出され、10:00頃まで待たされることもありました。
今なら虐待扱いでありえませんよね。ですからスポーツにはいい思い出がなく、どんどん嫌いになっていきました。
運動できない環境。
家は山の中だったのでどこに行くにも自力で行くには自転車が必須でした。
しかし、歩いていけるような距離に友達の家はなかったのです。
小学生の頃は下の町の友達の家まで遊びに行くのはかなりしんどく、土日も家で過ごすことが多く、一人っ子の私は当然のようにマンガやアニメ、ゲームにハマっていきました。なので小学生の頃はあまり食べない上に運動しないので太ってもいないが筋肉量が少なく、餓鬼のようにポッコリでたお腹をしていました。
運動せざるをえない環境。
中学生、高校生になって、多少の小遣いも手に入るようになった私は当時、アーケードの格闘ゲームにハマりました。サムライスピリッツとかキング・オブ・ファイターズが流行った頃です。
私は夜中に家を抜け出して4.5km先の下の駅前のゲームセンターまで自転車で遊びにいったり、休日は電車代をケチって15km先の大きな本屋まで(当時はそこまでいかなければマンガやアニメのグッズが置いてある本屋がなかった)自転車で行ったりすることが多くなりました。
結果、私はスポーツは嫌いでしたが、足だけは競輪選手みたいな太ももで股ズレがひどく、思春期の私には人に言えない密かな悩みでした。
小遣いはほぼオタグッズに消えていた。
専門学校生になり、アルバイトを始めるようになってもマンガやアニメのグッズ、ゲームに消えていたため、お菓子にはあまり使われていませんでした。昼は学食で丼ものか、売店のカップ麺のベビールーチンでしたが、太ることはなかったです。
相変わらず足だけ筋肉質で太く、お腹は若干出ていましたが、太っているというほどではありませんでした。
目に見えて太るようになったのは社会人になってからでした。