【父のつぶやき】妻・瑞穂との暮らしを振り返って(その5)
「介護」の心構えと「家族関係」を考える ここ数日、妻・瑞穂は眼をあけている時間が増えてきました。手足の浮腫みは無くなり、痰の絡みも減り、呼吸も安定し、顔色も良くなりました。その前は今にも命の灯が消え入るような雰囲気であったので、元気になったのは確かです。しかし頬はこけて、手足は骨と皮だけのように痩せこけています。栄養も水分も摂取できていないので当然ですが、本人は一言も発しないで、どんな気分なのかは確認できません。
時折、喉がごろごろと鳴り、うめき声に近い声を出しますが、し