不出来

知らん顔してる酷いツラ!

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適当言うなクソ野郎

眠剤を飲んだ。変わらないサイレース2ミリ。 後炭酸リチウム。何故かは知らないけど飲まなくちゃいけないんだってさ。 それと眠剤遊びを辞めたかった僕はマイスリーをデエビゴに変えたんだ。うん。 寝ようにもなにも食べてないから腹の中で劇薬が暴れる。決して規定量を超えて飲んだりしてない。 精神疾患がデフォになった僕だから、母親は勝手に精神障害の申請を出した。それに、障害保険。診断書と何枚かの紙だけですんなりと通ったそれは、精神障害二級だった。 一年に7〜80万貰える。僕は働かずにみゅ

    • この町と

      近所の昔ながらのパチ屋は僕が小学生の時にできた大きいパチ屋に潰された。 その解体工事の虚しさと美しさに僕はそれを録音せずにはいられなかった。 その美しさと街並みの変化に僕はただ虚しさを抱えてコンビニで買ったビールを飲み干す。 あの頃好きだった彼女の住んでいたマンションは今でもそのまんまで今日もこの町を形作る。 彼女と走り回って巡った僕の生まれた町は愛すべき対象でその記憶を辿りながら淡い色彩を今日も巡らせる。 虚しくもその道を辿りながら公園を目指す僕の自転車はパンク寸前でまるで

      • 僕たちを波が攫うまで

        足元を伝うその響きがこだましてグルーヴになり身体を駆け巡る。 僕の中の何かを、そして胎児として生を受けた時のような感覚が僕の全てを覆う。 彼女は海が嫌いだった。その波と海風、波音や空気の全てにPTSDにも似たトラウマを抱えている。 僕は彼女を海に誘わない。いや、正確には誘えない。僕のルーツが海のない町で僕がその波音を欲していても穏やかな日々のアクセントとして求めても決して彼女には伝えることができない。 彼女の部屋の乱雑に置かれたCDRと漫画、ファッション誌は彼女の生活を表現し