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フルリモート体制でのBizとDevそれぞれのマネジメントについてきいてみた

ハックルベリーはShopify(ショッピファイ)の構築支援やアプリ開発を通して、マーチャント(事業者)の売上支援や業務改善を行っています。提供している主要サービスであるShopifyアプリ「アフィリエイト連携(Affiliate Integrate)」は600インストールを突破、「定期購買」が500インストールを突破し、サービス提供後順調に伸びています(2021年6月現在)。
順調に成長している事業を担っているメンバーは、正社員はひとりもおらず全員業務委託、フルリモートという体制で業務を進めています。Biz/Devそれぞれどのようにマネジメントをしているのかを代表でありBizをマネジメントしている安藤(写真左)とDevのマネジメントをしている柴田(写真右)にインタビューしました!

チームで数字をもつBizと自分に合ったタスクを確実に進めるDev

ーまずは、それぞれどのようなマネジメントをされているのか教えてもらえますか?

安藤:僕はBiz全般をみており、範囲としては経営企画、広報、CS(カスタマーサポート・カスタマーサクセス)、アライアンスと開発以外全部を見ています。開発についても代表の役割があるので、どういった開発が進んでいるのかや工数管理などはもちろん把握していますがマネジメントという領域では柴田をはじめDevのリーダー陣に任せています。
マネジメントスタイルとしては、それぞれのセクションにリーダーがいるためリーダーと僕で目標やスケジュールを定めています。スタートアップなので、予定どおり進まないことや逆に想定より進むこともあるので1週間に1回進捗確認をし再調整などをします。リーダーと現場のコミュニケーションについてはやり方含め任せています。
数字については個人でもつのではなく、チームでもつようにし常に共有しています。Bizは能力採用ではなく、若手で素直、コツコツ頑張れるといったいい人採用をしており、営業未経験者や数字目標をもつ重要度や実現方法がわからないメンバーもいます。僕とリーダーでデイリーのタスクを管理し、オペレーションがまわれば数字があがるといった仕組みを設計することで業績達成を実現しています。

柴田:Devはアプリごとにチームがありますね。タスクの割り振り、進捗管理、タスクの優先度次第では自分でも開発をするので実質プレイングマネージャーになります。
障害が発生しにくいよう全体設計を考えたり、開発速度が出せるようにキープすること、開発はCSが絡むところがあるのでブリッジをし開発に関係する情報をフィードバックするといったことは意識しています。
タスクの割り振りに関しては、基本的にメンバーの能力に合っている、もしくは+αのものを振り分けて成長を促すようにしています。あとは大きく分けて、新しい技術を率先して試したいタイプと、淡々と実装したいタイプがあるのでそれぞれのメンバーが好みそうなタスクを考慮してますね。
個人的には数字は見ていてインストール数などを全体共有することはありますが、BizみたくDevのメンバーに数字を意識させるようなコミュニケーションはとっていないですね。
ただ、数字を見たい人は見れる状態にはしてあります。

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ーありがとうございます。メンバーが好みそうなタスクを割り振るというのは難しい気がするのですが、どのように把握していますか?

柴田:slackの雑談ルームや最近はAround(アラウンド)というビデオ会議ツールを導入してコミュニケーションをとっています。日々のコミュニケーションからわかりますよ。新しい技術についてはメンバーがそれぞれキャッチアップした情報を共有しているものに反応したり自分から投稿したりするのを見ることや、定例で新しい技術を採用することについて話をすると積極的に発言やアドバイスをしてくれたりするのでそういうところから感じています。そういった行動をひとつの指標にしていますね。
淡々と実装していたいというタイプについては、仕事内容をみればわかるのでそこで判断してます。

安藤:柴田の情報吸い上げはslackのtimes(※)でも役割を果たしているよね。

※timesとは、メンバーごとのチャンネルをつくり、そこにTwitter的に自分の好きなタイミングで好きなことを投稿するものです。ハックルベリーではつくりたい人はtimesをつくっています。

柴田:思っていることをとりあえず書くというのはしてるかな。意外とみんな反応してくれて楽しいです。それぞれの times を見ていると悩みややりたいことなんかが上がってくるので参考にさせてもらっています。

安藤:僕も雑談は積極的にします。基本的にBizは自分から質問をして引き出しながらコンテキストを学ぶということをさせたい。フルリモート体制ということもあるので、話しかけやすいようにするためにも日頃からコミュニケーションをとるよう意識してますね。もちろん、自分への質問会も定期的に開催しています。

最初の設計と情報の透明性が大事

ーBizとDevで似てると思う部分はありますか?

安藤:僕と柴田はそれぞれで物事が進むように各所をブリッジさせる役割を果たしているんじゃないかな。あとは、一番最初の設計をしっかりつくるというのは共通な気がする。
たとえば、CSがどういうふうに動くのかといった業務フローの整理はとても重要なことなので念入りにミーティングをして設計します。重要なミーティングの場合は、対面でミーティングを実施することもあるくらい。一度設計したあと2、3週間は問題なく設計した業務フローで進んでいるのかを確認し調整をする。これを整えておけば、先程お話したマネジメントスタイルで問題なく業務を進めることができます。

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柴田:Devもそうですね。最初にしっかりディレクターがワイヤーを作成してくれるので、それをベースに設計をしますね。設計からメンバーに任せる場合もありますが、その場合もレビューをするのでずれることはないので、開発しきってからずれているみたいなことはほぼほぼないですね。
あと、情報の透明性は意識しているんですけどそれはBizも一緒じゃないですかね?基本的にDMは使わないようにしていますね。情報にはもちろん、必要、不必要というのはあるかもしれないけど関わっていない開発だったとしても全体に共有しておいて損することはない。情報の偏りは極力なくすように心掛けていますね。

安藤:それはそうですね。DMはオンボーディングがうまくいっていないかもなとか心配ごとがあったときにする程度だね。新しいメンバーが入ってきたときは特にコミュニケーションが課題にならないように、チームに溶け込めるように意識しています。

柴田:チームづくりみたいなところでいくと、新しい技術を使うかどうかについては全員の合意を取ってから取り入れるようにしてますね!Hasuraを採用するときも、採用したい意図などを話して、全員にどう思うか確認しましたね。技術の押し付けはしたくないと思っています。何事も巻き込んで進めるようにしていて、自分の意見が反映されるチームであるということや連帯感を持ってもらえたらなと思っています。

最後に

今回Biz、Devそれぞれのマネジメントについてインタビューをしました。
業務内容やメンバー構成でのタスクの割り振りや進め方などの違いはあるものの、情報の透明性やコミュニケーションを大事にするなど似たような部分があることがわかりました。
今後もマーチャント(事業者)の売上支援、業務改善につながるよう事業を推進していきます!

ハックルベリーでは、エンジニアとディレクターを募集しています。
少しでも興味をもっていただきましたら、是非気軽にお話をききにきてください。

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