ワン・イーボーに薬物使用疑惑!? 警察の取り調べを受けた結果…
ドラマや音楽、ダンス、オートバイレーサーなど、マルチな活動でファンの心をつかんできた今注目の若手俳優、ワン・イーボー(王一博)。そんな彼が12月26日の夜、警察の取り調べを受けるという騒ぎが起きた。薬物使用疑惑が浮上したためだ。
なぜこんなことが起きたのか。イーボーは現在ドラマの撮影のために、浙江省にある世界最大の映画スタジオ、横店映画村にいるという。とある女性ファンが、イーボーに何度も電話をかけたが、彼は出なかった。女性は怒り狂い、警察に「ワン・イーボーは麻薬を使っている」とウソの通報をしたのだという。
その女性ファンのSNSには、「遠くから横店まで会いに行ったのに、なぜ電話してもメッセージを送っても返事してくれないの? どれだけ心配しているのか分からないの? 通報したのもあなたのことが心配だったから。次の電話に出てくれなかったら、毎日のように警察を行かせるからね」と、脅迫まがいのコメントが記されている。
その後の取り調べでイーボーの疑惑は晴れ、警察は事件の真相と、犯人の身分を明らかにした調査結果を公表。そこには「犯人は北京在住で、精神疾患を患う31歳の女性。治安管理処罰法に従い罰則を科す」と記されている。イーボーの所属事務所も声明文を出し、人々に法律の遵守を呼びかけた。
イーボーはその後、自身のSNSで「僕のアンチもファンも、絶対に法律を守ろう!」と3回繰り返し強調した。2019年のドラマ「陳情令」の異例のヒット以来、さまざまなうわさが立ち、トラブルに巻き込まれてきたワン・イーボー。「有名になるとアンチが増える」のは世の習いとはいえ、妨害を乗り越えてよい作品を作り、ファンの期待に応えてほしいと願うばかりだ。
写真:ワン・イーボーの所属事務所、楽華娯楽が出した声明文