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最もシンプルで効果の高いトレーニング×2
まず、人間にとって最も矛盾の少ない姿勢は「胎児の姿勢」であるという前提を置く。胎児の姿勢とは、
「生体組織を損なわない範囲で、身体全体の慣性モーメントが極小となる」ような体勢
である。
![](https://assets.st-note.com/img/1639873898048-6OK35Tw4q2.jpg?width=1200)
胎児の姿勢から、以下のように順々に展開していく。
胎児の姿勢 → 両脚ジャンプ&立位水平ローイング → スプリント動作 → 打撃・投球・パンチ・キックなど回転運動系動作
一応説明を加えておくと、上記の並びは、
「人間の基本姿勢」→「最小限の外部負荷利用&系そのものの質量を利用」→「身体重心そのものの並進運動」→「身体重心周りの回転運動」
「運動エネルギー伝達路の開発&運動エネルギー生産能力の増強」 → 「生産した運動エネルギーを単純な並進運動に利用」 → 「生産した運動エネルギーを手先・足先に伝達する」
という順番である。後ろにあるものほど高度な身体運動である。「歩く・走るよりも先に投げる・打つを覚える子どもがいない」ことからも分かるだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1639878883372-btlY4arV0z.jpg?width=1200)
つまり、胎児の姿勢にプラス1要素(外部負荷利用 or 系そのものの質量を負荷として利用)するだけで、効果的なトレーニング種目が得られるというわけだ。以下、説明していく。
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