いっちょまえに、職業病。
心理カウンセラーは、
お話を聴きながら、その人が発してくれる本人の大事にしているものを、慎重に集める。
心と心で関わりながらも、頭の一部は冷静さを保ち、性格や傾向を分析する。
相手を知る。それが大切な仕事の一つでもある。
少なくとも、私はそう努めてきました。
おおざっぱなのか、細かいのか。
気持ちが外に向きやすいのか、内側に向きやすいのか。
その人の見ている世界の広さ。
軸足を置いている時間軸。
目、耳、感覚などから入ってくる情報の偏り。
などなど。分析するにあたって方法は他にもいくつかありますよね。
顕著な場合は、少しの会話からでもある程度の傾向がつかめることもあるし、その人が書く文章をいくつか読めば、複数出てくるキーワード、描写やその表現の仕方などから少しずつ見えてくることもある。
人は、場所や場面によって見せるペルソナを変えるため、一面を見ただけでこの人は何タイプと決めつけるのは早すぎるけど、少なくともそういう一面もあるんだということはわかる。
あくまでも判断は慎重に。
それが全てじゃない、(仮)くらいで捉えるのがちょうどいい。
noteでいろんなの方の文章を読ませていただいていても、さまざまな情報からその人が感じるもの見えているもの、聞こえているものが受け取れますよね。
それが、私と近しい方の文章にはほっこりと親近感を抱き、反対に、私の見えている範囲外のことを書かれている方にはむくむくと好奇心が芽生えていることにはたと気がきました。
どちらかが良くてどちらかがダメなんてことは一切なく、もちろんどちらとも良くて、自分以外の方の人生に触れることってとっても豊かなことだなぁとあらためてしみじみ。
いつもありがとうございます💐
たまに、自分でも意図せず意識の半分がぴゅーんと俯瞰の位置に飛んでいって、その位置から自分の新たな一面や傾向が見えたとき、なんかちょっとくすぐったいですよね☺️