「け」と「く」でじゅうぶん。
もし秋田出身の方に「け」と言われたら、
「く」or「かね」と答えてください。
「け」をもう少し丁寧に言うと、
「これけ、んめや、かねが?」となります。
「け」=「食べな」
「く」=「食べる」、「かね」=「食べない」
という意味です。
秋田弁です。
秋田の人たちの「出来るだけ口を動かさない精神」のおかげで、幼い頃の里帰りでは早口で飛び交うズーズー弁に、訳もわからずよく愛想笑いでごまかしていました。
私自身は神奈川出身ですが、
家族親戚、ほぼ全員が秋田県の出身なんです。
かきくけこはがぎぐげご、たちつてとは、だぢづでど、さしすせそは、さすすすす。
だいたい濁点がつきますし、さ行にいたってはあからさまに横着します。
携帯を初めて持たせてもらったとき、練習がてら父とメールでやりとりをしたのですが、文面でもわざわざ濁点をつけて送ってきたのはびっくり面白かったです。
2文字でも会話できます。
「どさ?」
「ゆさ」or「えさ」
「どこに行くの?」
「お風呂に行くよ」or「家に帰るよ」
です。
「あえ〜すかだね!」
「しったぎ○○!」
「さいさいさいさい!」
「んだびょん!」
私が好きな秋田弁です。
外国語のように聞こえていた言葉たちも、秋田ソウルが標準装備されているからかだんだんとなじんでくるんですよね。
気を抜くと、か行とた行がにごっちゃうし、
逆に「え、これって標準語じゃないの!?」ってなるときもあるので、3割くらいは秋田人なんだと思います。
あえ〜すかだね、おいだばしばらぐぶりにいぶりがっこど
だまこ汁ど金萬くでぐなってきたな。
へばねー!
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