クリスマスケーキと武田流門松
2024年、ほんもの寺子屋は
これまで以上に「ものづくり」や「手仕事」に取り組みました。
本格的な看板を製作しましたし、
みんなでお鍋を作りましたし、
障子紙をはがしたり、
ふすま紙を貼ったりしました。
12月21日には生徒たちが自主的に
見事なクリスマスケーキを完成させました。
わたしの陣頭指揮を一切とらずに
こうして立派なケーキができたことに
子どもたちの成長を感じずにはいられません。
そして、
2024年最終日である12月24日の午前中には
わたしが自宅の裏や庭から切り出してきた
竹、松、南天などを使って
本格的な門松を仕上げました。
竹を110cm、90cm、70cmにカットして
クエン酸とワイヤーブラシで竹を洗います。
山梨は「武田流門松」といって、
竹を斜めに切る「そぎ」ではなく
まっすぐに切る「寸胴(ずんどう)」スタイルの
門松があります。
もともと門松は寸胴が主流だったそうですが、
徳川家康が「三方ヶ原の戦い」で武田軍に負けた時、
3本の竹を「武田」に見立て、
竹の頭を斜めにそぎ落とすというスタイルにした
という説が知られています。
武田家のお膝元である山梨県においては
「そぎ」は縁起が悪いので「寸胴」とし、
さらに、家康のかつての姓が「松平」であったことから、
松が竹の上にいかないように配慮したのが武田流。
わたし自身、門松を作るのが初めてでしたが、
ネットで調べて、
皆さんのセンスで飾り付けていただいて、
なんとかみんなと一緒に完成にこぎつけました。
2025年が、ほんもの寺子屋の皆さんと
生きとし生けるものにとって幸せな年となりますように。
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年が明けて1月7日の松納めに
門松を片付けまして、
1月12日、わたしの住む地域のどんど焼きに
門松を持っていって、
無事に正月飾りの仕事を納めることができました。
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ほんもの寺子屋 1月体験授業
1月26日(日)
1時間目(10:10-11:00)
理科
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2時間目(11:10-12:00)
国語・算数
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授業内容は、当日参加される方によって変わります。
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学年、性別、性格、興味関心等、お子さんに様々な違いがありますから、参加される方々にとってベストな学び・授業は変わっていきます。体験授業では、その日行うのにベストな内容を準備して行いたいと思っています。お申し込みの際は、お子さんの興味ある分野などを教えていただけますと、当日の体験授業がより楽しく充実したものになるでしょう。
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[こんな方に授業を体験いただけます!]
①ほんもの寺子屋に入りたい、入ることを考えてみたいという小中学生とそのご家族
② ①以外の方で、ほんもの寺子屋の授業を見学・体験してみたい大人
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見学料:①の場合、1家庭1000円。②の場合、1名3000円
定員:8人
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[注意事項]
寺子屋に通っている生徒は参加せず、希望者のみの体験授業となります。
場所は甲府市富竹2丁目の教室です。詳しい場所は、申し込みの後にお知らせします。
https://pro.form-mailer.jp/lp/c3cc9f8a308320