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家探しその後

しばらくぶりの家探しの話。

7年前に購入したエディンバラの自宅(フラット)をとても気にってはいるのですが

上の階に引っ越してきた住人にフラットを水浸しにされた
下の階に引っ越してきた住人にDVを疑われ警察を呼ばれた
• 職場まで片道60kmあり、車で1時間強の通勤時間
小動物を轢いた(1回目の事故)
シカの死体を轢いた(2回目の事故)

と色々あって、引っ越しを検討して半年以上経っています。

選択肢としては、1. 今の家を売って、新しいところに丸々引っ越し、もしくは、2. 職場の近くに小さなセカンドハウスを買って時々使用するの2つがあるのですが、

1. 今の家を売って、新しいところに丸々引っ越し

今の家を売って、新しいところに引っ越しするには、自分の家を売ってからどこかを買う、いや、どこかを買って自分の家を売るとどちらかだと思うのですが、このタイミングを合わせるのがとても難しそう、そして、どこかを買ってから自分の家を売る場合、橋渡しローンというどこかの家を買って支払いしてから自分の家を売ってキャッシュ化するまでの間お金を貸してくれるところを探すことになるのですが、まあ、その数週間から数ヶ月かかるであろう「間」にもどんどんお金がかかるわけです。

ということで、現在は

2. 職場の近くに小さなセカンドハウスを買って時々使用する

に焦点を絞って探しております。

セカンドハウスだからサイズも小さい、かかるお金も大きくない、そして何より、セカンドハウスを持つことにより

リタイヤメント

が視野に入ってくるというメリットがあります。

具体的にはリタイヤメントの最大の難関である「まとまったお金」よりもいかに「継続して入ってくるお金」を確保するかという問題が2つのお家を持つことにより、1つ目の家を賃貸に充てることができるので一気に「継続して入ってくるお金」問題を解決することができるわけです。2つ目の家のローンを払い終わると同時にリタイヤメント、というなんとも夢のある現実に気づき、今、ちょっとワクワクしております。

さて、そのセカンドハウスとなりうる物件探しですが、なかなか(ご想像に難くなく)難航しております。イギリスの家の値段上昇傾向を考慮すれば、早く買えば買うほどお得ということになるのですが、どうもこればっかりは大きなお買い物、もっとも大切なのは

ロケーション、ロケーション、ロケーション。

そして、お値段、広さ、手入れのしやすさ、などなど考えることはいっぱい。



先日職場で外来業務をしていたら、後輩が

「あの〜先生、旦那さんが電話してきて、連絡くれっておっしゃってました」

とやってくるので、まじ?どうしたんだろう?家に火事でも起こったか?とドキドキしながら夫に電話を入れたら、どうも私の携帯?夫の携帯?の電波不良で全然メッセージが送信されないし電話して繋がらないので、キミがまた事故を起こしたのかと思ったという話。いやいやいや、心配性にも程があるでしょう。で、用件はなんだったの?と聞くと、いい家を見つけたから、仕事の帰りに見に行ってきてという話。は〜い、了解。

家を売りに出している不動産会社に連絡を入れるのは後にして、まずは立地ロケーション確認に夫がピックアップした小さなお家を見に行ってきました。

職場から車で7分、チャリで25分、歩いて約1時間程度の距離。


こんな所があるんだ〜というような川岸の家です

お天気は曇り、普通の金曜日の普通の日
それでもワオ〜と思うような立地

お庭付き、1900年築でもリノベされているという高台に立つ小さなお家

高台に立つ小さなお家

不動産屋さんのHPを見ると、高台になので、見下ろす形のリバービュー

リバービュー
窓を開けると
すごい立地でしょう


この川 River Tweedは鮭が釣れることで有名らしく、近くにはFisherman's Hutもあり、釣りができる権利のお金を払い(£25~250/hr)(時期によって値段が変わるらしい)楽しむらしいのです。

フィッシングサイトより

私は釣りはしないけれども、その川の美しさには惚れ惚れ。

小さなコテージで、大きさは87.1 m2

それでですね、
先日、中身を見せてもらいに行き、
昨日、オファーの連絡を入れました。

このオファーも

  • セカンドハウスになると、税金が買った家の値段の6%かかる(初めての家購入ではかからない)

  • 手持ち資金を全部総動員して買えるくらいの値段だったけれども、一文無しになっては困るので、5~10年少額ローンを組むことにした

  • 家の中の床が新しくされた敷き詰めカーペットで、どうしてもカーペットが嫌で、木の床に張り替えたいコストを考える(私)

  • 窓枠を1900年代のデザインものに戻したいコストを考える(夫)

  • ソーラーパネルを屋根につけたい(できるだけパッシブハウスに近づけたい)

ま新しくひかれた敷き詰めカーペット
私はこのタイプが好きではないのです(現在)

                                                                ↓

ウッディフロアはマストアイテム(イメージ)(私)


1階部分の窓がのっぺりしている
夫はこの窓が好きではないという

1900年のお家であれば、こういうEdwardianと呼ばれるアーツアンドクラフツの窓枠が正しいらしい(イメージ)(夫)

などなどの諸々の条件を考えに考えた挙句、£20000ダウンでオファーを入れました。

売主にすればオファーは最低限でもつけた売値で売りたいもの、それより安いオファーはなかなか受け入れ難いものと思われますが、さてどうなることやら。五分五分勝負、いやそれ以下の勝算とは思いますが、返事待ちの状態です。



この間、現在のフラットはペンキ修理をぼちぼちと続けております。今回はバスルームを真っ白(耐水性ペンキ)で塗り直しました(ペンキ屋さんに頼んでいます)。

バスルーム
こういう時に限り何もおいていないとスッキリ

残るは廊下とキッチンのペンキ、何色にしようかやはり迷い中。現在のフラットをいつ貸し出しても売ってもいいように、という準備でやっているリノベですが、のんびりとやってます。

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山林
❤️