イスタンブールハイライト:Topkapi PalaceとBlue Mosque(Sultan Ahmed Mosque)
イスタンブールを旅行する者たちが必ず行くトップ3のTopkapi Palaceとブルーモスク。ブルーモスクはずっと最近まで閉まっていたらしく、今回旅行中はもう閉まってて当たり前の感覚だったので、運よく入れたのはラッキー星が頭の上で輝いていた瞬間でした。
Topkapi palace
みなさんご存知、元々はビザンツ帝国時代のアクアポリス(小高い丘の上に造られる戦略的都市)だったところに造られたオスマン帝国スルタンのための宮廷。
入場料はトルコ市民は140TLで外国人は650TL。2年前のガイドブックには200TLと書いてあった。これにも420の上に650のシールが貼ってあったので最近の値上がり(インフレ、不安定な経済)を反映しています。
(前述しましたが、イスタンブール考古学博物館の方から入った方が並んでいる人の数が少ないです。また入り口で荷物チェックの後、しばらく歩いてからチケット売り場が中にあってまた並びます)。
広さは北京故宮(紫禁城)とほぼ同じらしい。故宮の方が建物が巨大で配置が荘厳で、こちらは緑が豊富な中庭が気持ち良くヒューマンサイズという感じです。
建築物として一番好きだったのはImperial Council Chamber。
逆に行かなくてもよかったと思った(別料金)のHarem(ハーレム)→奴隷のように連れてこられてた女性たちの牢獄みたいな部屋がとにかく気持ちが悪かった、きっと怨念とかがまだ漂っている . . . 。ハーレムというともっと極楽的な空間を想像していたので少しがっかり。
Imperial Treasury
世界各国からの貢物で溢れている宝物館
宝物館で、ガラス写り込みの楽しい写真が撮れた。
後で調べてみるまで知らなかったのですがこの86カラットのダイアモンド、Topkapi palaceの宝物殿で一番高額の品らしいです!
このダイヤモンドは(言い伝えによると)Yenikapiというところに住んでいた貧しい漁師が砂浜で拾ったものらしいです。たまたま通りかかったマーケットで宝石商に面白半分見せたら、ガラス玉だろうと興味なし、でも漁師を可哀想だと思った宝石商が、スプーン3本と交換してあげ、それで、"The Spoonmaker's Diamond" という名前がこのダイヤについたとか。
そして、Toplapi palaceでぜひこのスポットだけは見逃さずに行って欲しい、ビューポイント。
写真を見てしまうと、実際行ったときの驚きがちょっと薄れてしまうかも知れなくて申し訳ないのだけども、数多くのむしろ薄暗い照明の部屋巡りからここに何の前触れもなく辿り着いた途端、爽やかな風が吹いてきて、目の前に明るく大きな景色が広がって、わあ〜となること間違いないです。こういうちょっと意外な仕掛けになっている建物が大好き。
Blue Mosque(Sultan Ahmed Mosque)
つい最近まで工事で閉まっていたというこのブルーモスク。ラマダン明けにオープン、混んでいてきっとダメだろうとダメもとでもう1回、夜に訪れてみたら何とか入れてラッキーでした。
Aya Sophiaもすごいけれど、ブルーモスクの方が統一感の完璧さがあり、外観内観とも美しいです。最高峰のモスクを見せていただいたとしか言えません。Wikipediaでも世界で最も美しいモスクと書いてありました。ただ、ブルーモスクには大きな柱があって丸天井の支えとなっていますが、Aya Sophiaにはこれほど目立つ大きな柱がなく、Aya Sophiaの方が(柱のない)開放的なまるっとした空間を作ることに成功している。建築技術は1000年も前のAya Sophiaの勝ちとか。
Aya Sophia 訪問↓
明日は3日目最終日。ボスフォラス海峡クルーズ(公共のフェリーで)にしました。それではまた明日。
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