スラムダンク勝利学
先日、この「スラムダンク勝利学」を読ませて頂きました。
スラムダンクが好きということもあり気になっていました。
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本の冒頭からこう始まります。
「スラムダンク」は単にバスケットボールの漫画ではなく、その中には私達が学ばなければならない考え方が、何気なく含まれており、その意味で「スラムダンク」はきわめて奥が深く、人生の哲学書といっても過言ではありません。
「スラムダンク」の魅力を、スポーツ心理学の見解から解き明かそうというものです。
あるテーマに沿って、漫画の内容を含みつつ解説していくという形になっているので「スラムダンク」を読んだことがあるって方は勿論の事、読んだことがない人でもとても良い内容になっています。
その内のいくつかをご紹介させて頂きます。
・変化を追い求める
スポーツにとって大切なのは「結果」と考えられています。でも、著者はこの考え方についてこう述べています。
一流の選手になればなるほど「勝ちたい」「優勝したい」などの漠然とした結果だけを追い求めるのではなく、勝利を手にする為に必要な、それにふさわしい自らの変化をいつも求めているのです。
従って、変化を感じる能力、変化を楽しむ能力こそが追い求める結果をてにいれるために必要なんです。その変化の集大成が結果につながるということを理解しなければならない。
「学ぶということは、変わること」
例えば、本などて何らかの知識を得たとしても、その知識によって自分に何かの"変化"があれば(行動が変わった、考え方が変わった)、それが"学んだ"事になるのです。
知識を得たとしても、そこから"変化"がなければそれは"知っている"止まりなのです。
「結果」よりも「変化」を重要視する。その"変化"の集大成が"結果"につながるのです。
まだまだ色々と良い内容があるのですが1部分を紹介させて頂きました^_^