身近に潜むポケモン
ドタバタと生きるわたしの人生にはハプニングが付き物です。そんな私を面白がってか、私の周りには気の強い奴らが集まります。
ドジで弱気でZAN☆NENな私は、身の回りに集まる獰猛な怪獣に怯える日々を過ごしているのです。今日はそんな私の周りのポケモンを紹介します。
①闇堕ち美人(ゴーストタイプ)
巨乳で強気なドSの美女。派手顔で巻き髪ロングのいい女。どこに行っても誰もが振り返るほどの美人のため
どうして鈍臭い私なんかと遊んでくれるんだろう…🥺
なんて思っていましたが、蓋を開けてみればとてつもない中二病…自分は陰陽師の末裔である🌒と信じて疑わず、日々式神召喚の儀式練習を行うヤバイ奴。外では猫を被っているためみんなはこのヤバさに気付かない。
「私の美貌に振り向かないなんて、考えられない。男としてセンスがない。」
と言い切る女である。彼女は仕事中もその気の強さを発揮し「お客様は神様である」という古い概念をぶち壊す「私に従わず、あろうことかイラつかせてくるような奴は客じゃない」という信念を持ち、怒り狂うクレーマーに対し満面の笑みで告げるのだ
「お出口あちらでございます。またのご来店お待ちしております。」
成績が振るわない月にはお客様に媚を売る。
顔でおびき寄せ、甘い声でおねだりして
「こんげつぅ、成績厳しくてぇ🥺💦このオプション(1万5千円)つけてくれたら、私とっても嬉しい💓」
ポイントは上目遣いとおっぱいを机の上に乗せること。こうすると100パーセント契約が取れるらしい。女という武器を目一杯活用し強くこの世を生きる彼女は私の親友である。
②ティラノサウルス(ドラゴンタイプ)
24年生きてきた中でこの女より声の可愛い人に出会ったことがない。初めて出会った時の印象は華奢で色白、合唱部に所属する天使のような女の子だった。
名前の由来はシンプル。
純粋に走り方がきっっしょく悪かったのだ
運動が苦手な彼女は奇妙な走り方をする。
筋肉もなく華奢なため安定感がない。頭が先行し首を左右に振りながら走る。手は何故か胸の下に固定。当時、ルーム長としてタイムキーパー係をしていた私は度肝を抜かれた。まるでティラノサウルスのような走り方の女が、髪の毛を振り乱しゼーハーしながらこちらに向かってくるのだ。恐怖以外の何者でもない。
そんな彼女ももれなく気が強い。そして自由。ここまで猫被りが激しい女はいないと思う。
先日、彼氏を追いかけ大阪に旅立っている彼女に久しぶりにLINEをおくった。元気でやってる?コロナの影響大丈夫?心配する私をよそにすぐに既読がついた
🦖あ、やっべすぐ既読つけちゃった
その一言を最後に3時間彼女からのメッセージは来なかった…
そんな彼女のチャームポイントは前歯🦷
真顔になっていても前歯のせいで口が閉じない超前衛的前歯である。なぜそんなに?と思うほど出ている為、彼女自身も15年間不思議に思って生きてきたらしい。先日久しぶりに彼女から出っ歯の写真が送られてきた。
その写真に一言メッセージが添えられていた
🦖前歯が意識を持ってる
そんなわけねえだろ💢どうやらあまりに前衛的だった為、前歯が意識を持ち自分から前に出て成長していると思ったらしい。
③大海賊S先輩(伝説ポケモンメガ進化)
以前の記事にも出てきた中高の先輩。この地球の主人公であり私をテニス部に引き入れた人物でもある。教室のベランダで餃子を焼き、学校に宅配ピザを注文する大海賊。3分の2の教科で赤点を取りどうやって進級してるのかも謎。その行動力はとどまるところを知らず、次々と周りの人を巻き込み輪の中心にはいつも彼女がいるようなそんな人だった。
この先輩も気が強い。それはそれはもう、とてつもなく気が強い。そして美人で巨乳なのだ。とてつもなく気が強い海賊なのにそれさえも魅力にする彼女はモテた。それでも彼氏がいなかったのは「男の子と手を繋ぐと妊娠する」と本気で思っていたかららしい。実にお馬鹿さんである。
🏴☠️山Pに会ってみたい
そんな理由で彼女は大学卒業後、テレビ業界に進んだ。破天荒なS先輩は今日もどこかで地球の主人公として世界を楽しんでいる。
④眠らない街ラスベガス(フェアリータイプ)
高校3年間クラスが一緒だった唯一の人物。高校に入って初めてできた友達で、出席番号も前後。おまけに私はテニス部部長、彼女はバドミントン部の部長で部室も隣同士。共通点も多く大の仲良しだった。私はルーム長を務めていたが彼女は書記を務めていた。
ある日、学校行事で芸術鑑賞教室があった。かの有名な「ベニスの商人」を鑑賞した。観劇後、書記はクラスの活動記録帳に記入しなければならないが彼女が提出したのがこちら
いや、ギャンブラーかよ。
しかも「ペ」になってるし。
先生も絶対これ困ってるじゃん…
信じられないことに彼女はこの下に200文字くらいの感想文まで書いています。約3時間彼女は何をみていたのでしょうか…
そんなラスベガスは常に恋をしていて、恋する自分にも恋する超恋愛ジャンキー。見た目はもちろん生き方も含め田中みな実のような女。RADWIMPSの曲を聴き、マイメロディの下敷きには油性ペンで自作ポエムを書き綴っていた。
私はそれを見ていつもニヤニヤしていた。天才ポエマーの新作を期待する私をいつも楽しませてくれたのだ。年明け、私はツイッターで年賀状の話をしていた。新年の挨拶をし合っていたが無茶振りでポエムをお願いした。
さすがの実力である。「あけおめ」この4文字を瞬時にポエムに変える彼女は今もなお天才ポエマーである。
年末の忘年会でも彼女は実力を発揮。彼氏がいない期間なんてないラスベガスがフリーだったのだ。びっくりする周りの友達が心配して聞いたところ
💓地球の男にはもう飽きた
とのこと。もうかける言葉が見つからない。彼女に地球は狭すぎたようだ。
⑤ドゴーム
「男子ちゃんと歌ってよおおおお」(大号泣)
6月、校内合唱コンクールの練習が始まると毎年現れるドゴーム。クラスに1人は必ずいる。中高と同じだったメンヘラの彼女は6月の風物詩となり、周りからは
あーまたあいつ泣いてるなあ…今年も6月が来たか
と言われ風情を感じさせている。
私の周りにはこんな奴らが溢れている。私がこんな性格のため、周りには気の強いやつしか集まらない。毎日楽しく過ごしているのは彼女たちのおかげ!大好きなお友達です。
みんなもポケモンゲットじゃぞー?
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