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敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本 みさき じゅり著を読んで

ほんの1週間程前に始めて「HSP」という概念に出会い、今まで生きてきた自分と照らし合わせたのだが「腑に落ちる」という言葉がピッタリ過ぎるくらい当てはまり目から鱗が落ちまくっている48歳のオッサンです。


このHSP(Highly Sensitive Person)とは「人一倍敏感な人」のことで「感覚や人の気持ちにとても敏感で、ちょっとしたことにも気づく、気遣いに長けている」と同時に、「強い刺激に圧倒されたり、多くの人の中にいると、すぐに疲れてしまったりする」という特徴もある人のことだそうです。


私はこの概念に出会うまで、自分はADHDとか双極性障害とか何かしらの発達障害的な人間なんじゃないかと勝手に思っていました。

そんな自分の現在位置を確認したくてADHDのセルフチェック等を試してみたりもしましたが、当てはまる項目も少なく、ピンとくるものも感じませんでした。

じゃあ一体自分はどんな人種なのか?分からないまま極度の変わり者として自分を位置付けて、「変わり者は自分なのだから、自分の主張や考え・行動のせいで、周り友人や同僚・家族に迷惑をかけない様に生きていかなければならない!」と自分の考えや個性を極力殺して、隠して生活してきました


でもやはり自分自身の思考や行動にブレーキをかけっぱなしなんて、ストレス以外の何物でもありません。


そんな中出会ったのがこのHSPという気質を持つ人々という概念でした


早速ネットでHSPのセルフチェックをしてみると27個の質問中16個のチェックが入りました。

そしてもう少し奥深く検索してみるとHSS(High Sensation Seeking)【刺激を求める人】の気質の持ち主だという事が分かりました

このHSSのセルフチェックでは20個の質問のうち、実に18個のチェックが入り我ながら笑ってしまいました


そんな自分の現在位置であろう【HSS型HSP】という人種を調べようと更に奥深く調べると1冊の本に出合いました

【ささいなことに動揺してしまう 敏感すぎる人の「仕事の不安」がなくなる本 HSP専門キャリアコンサルタント みさき じゅり著】です。


早速購入して一気読みしました

正直、HSSは流石に自分ぽいと認めるがHSPの気質は然程でもないかな?と思っていましたが、読み進めていくと「えっ!そういう事なの!」と今迄の自分を振り返ると心当たり在りまくりなエピソードも多くとても感銘を受けました

そんなHSP・HSS型HSPを勉強し始めたばかりのオッサンが、本を読んで感じた事、HSPを知らずに苦しんできた今迄の生活エピソードを交えシェアしていきたいと考えnoteを始めました

とりあえず現在の状況説明だけでかなり長くなってしまったので、肝心の本の感想等は次回以降に書いていきたいと思います


とりあえずHSPとHSSのセルフチェックシートだけ添付させて頂きます

先ずはHSPの質問

・自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
・他人の気分に左右される
・痛みにとても敏感である
・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
・カフェインに敏感に反応する
・明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
・豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい
・騒音に悩まされやすい
・美術や音楽に深く心動かされる
・とても良心的である
・すぐにびっくりする(仰天する)
・短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう
・人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
・一度にたくさんのことを頼まれるがイヤだ
・ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける
・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
・あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり、神経が高ぶる
・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
・生活に変化があると混乱する・デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
・動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
・子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

以上の質問のうち12個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSP でしょう。


そしてHSSの質問

・安全ならば、奇妙な新しい体験ができるドラッグを服用してみたい
・会話によっては、とんでもなく退屈することがある
・好きだとわかっている場所にもう一度行くよりは、好きでないかもしれないが新しい場所に行きたい
・スキー、ロッククライミング、サーフィンなどスリルを味わえるスポーツをしてみたい
・長い間家にいると落ち着かなくなる
・することもなく待つのがいやだ
・同じ映画を二度観ることはほとんどない
・不慣れなこと、未知なことを楽しめる
・ふつうでないものを見ると、とことん追求したくなる
・毎日同じ人といっしょにいると飽きる
・私がなにをしでかすか予測がつかない、と友人たちはいう
・新しい分野を探るのが好きだ
・日常的なルーティーン(日常の決まりごと)を避けている
・激しく心を揺さぶるアートに心惹かれる
・高揚感を与えてくれる成分を摂取するのが好きだ
・突発的な行動をとるような友人を好む
・自分にとって目新しく好奇心を刺激するような場所にいたいと思う
・旅行にお金を使うなら、できるだけ知らない国がいい
・探検家になりたい

・まわりがひきつり笑いをするような下ネタが出ると楽しいと思う

以上の質問のうち、女性の場合、11個以上の質問に「はい」と答えたあなたはおそらくHSSでしょう。「はい」が7個以下ならばHSSではないかもしれません。
「はい」が8個から10個あったならば、ややHSSということになります。

男性の場合、13個以上の質問に「はい」と答えたあなたはおそらくHSSでしょう。
「はい」が9個以下ならばHSSではないかもしれません。
「はい」が10個から12個の場合はややHSSということになります。

という事です

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