自己肯定感の醸成
おはようございます!
水曜日の羽田です。
今日はふんわりと子供の指導(教育)について触れていきたいと思います。
先日、杉並区にありますチーム杉二というサッカーチームに和田校長先生と指導に行かせていただきました。
とても伸び伸びとしている子供たちが、グラウンド中を駆け回り、声をかけながらサッカーボールを操っています。
私が小さいとき・・・こんなに伸び伸びしていたかな?と急に疑問に思いました。
もちろん、新体操という種目柄、サッカーと違ってコートを駆け回ることもないですし、自由に跳び跳ねたり、友達とぶつかったりすることもありません。
なにが違うのかとジーッと見ていると、チーム杉二の監督が「できるだけ怒らず、自発的に考えて動ける子供を育てています」とチームの方針を教えてくださいました。
そう言えば私は・・・
スポーツで褒められたことは、ほとんど思い出せず、いつも怒られていたように思います。
怒られることに慣れていたこともあるかもしれませんが、「次は何を言われるのだろう」と考えていたことは覚えています。
そういう教育だったからこそ、絶対に先生に何も言われないように頑張ろうと、反発心で頑張っていたようにも思います。
しかし、言われたことに対して頑張れてはいるけれど、言われなかったときに、何をしてよいか分からなくなったのも事実です。
この教育が悪かったと言っているのではなく、考えなくてもやってこれる環境がありました。
話はそれますが、私の家族は、みんな公務員です。
小さな頃から公務員になるのが正解なんだと、なんとなく将来まで引かれているレールの上に乗っかり人生を生きてきた感じがします。
時には金髪にし、山姥のようなメイクもし、毎回親に泣かれました(笑)
東京から実家に帰るときには髪の毛を真っ黒に染めて、素っぴんで帰るようにし、帰省する一週間前から準備をするのが大変でした(笑)
今思うと、何も考えずに(自分の意思をあまり持たず)、怒られるからやらない、怒られないようにどうするか、そんな風に思って生活をしてきていたのかもしれません。
だから、やりたいことにも素直になれず、自分に自信がなく、親の前では親の望む子供像で過ごし、人の後ろにいたいと思っていたのかもしれません。
その前提に私自身の性格や、今研究している原始反射の残存が多かったこともあげられます。
人は、外的要因によって、より多くの影響を受けます。
全く怒られずに育つのは???と思いますが、ある程度の良いこと、悪いことを知り、良いことを褒めて伸ばし、伸び伸びと自分がやりたいことを自発的に考えたり行動できたり、子供の「なぜ?」に、周りの大人が応えることで、更に子供たちの自己肯定感は向上するのではないかと感じます。
たくさんの遊びやスポーツ、ゲームの中で、たくさんの経験や達成を味わうことで、その自信が更に大きくなり、子供を一回りもふた回りも大きくしてくれると思います。
すぐに答えを教えてあげたくなる気持ちもありますが、悩んでいる子供が答えを出すまで1時間でも、1日でも、1週間でも待って見守ることも大事なのではないかと感じています。
毎回の指導に行かせていただける現場は、学びがとても多いです!
少しずつでも、子供の笑顔を増やしていけるように頑張ります!
また、来週もよろしくお願いします!
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