“叱る”と“怒る”
こんにちは。
水曜日の羽田です。
今年を振り返り、子供の笑顔について考えました。
2020年は、今まで以上にたくさんの子供と触れ合うことができ、
たくさんの笑顔に出会うことができました。
そして、今までずーっと一緒だった子供の最高の笑顔にも出会うことができました。
私が指導を行っている子供には自己肯定感が低い子供も多くいます。
その中には、原始反射の残存により、自己肯定感が低い子供もいます。
その原始反射の残存により、多動や集中力がない子供も多くいます。
そのような子供に対し、原始反射の存在を知らない大人は、
「話をよく聞きなさい」「落ち着いていられないの?!!」
「何回言ったらわかるの?」と言います。
時には、子供を怒り、怒鳴ります。
子供ながらに叱られている時と、怒られている時の違いは感じると思います。
しかし、大人になってもこの“叱る”と“怒る”の意味を知らない方も多くいるのではないでしょうか。
ぜひ、この機会に“叱る”と“怒る”の違い調べてみてください。
ハッとする方も中にはいらっしゃるかもしれません。
私は今まで、子供の運動を通して子供の成長を共にしてきました。
子供が一人でできるようになった時には、子供自身の努力。
子供ができない時には、指導者の導きが足りない(自身の力量不足)だと思っております。
もちろん、私がいくら伝えても、子供の現時点での能力ではできないこともあります。
しかし、子供はできないことをできるようにするときに、必ず努力をします。
小さいながらにもいろいろなことを考え、体を使い表現します。
運動には正解がなく、努力した分、小さなことでも結果として現れます。
指導現場では大人が子供に対して
「なんでできないの?」「ちゃんとやりなさい!」と怒っている言葉を耳にします。
子供ながらに努力し、以前までの自分よりも確実に進歩していても、できていない とひとくくりにされ怒られている姿を見ると、心が痛みます。
何度同じことで失敗をしても成功するまでチャレンジし続ければ、その失敗は通過点でしかありません。
しかし、怒られることでチャレンジをやめてしまえば、それは失敗で終わってしまいます。
そうならないためにも、「前回より良くなったね!次は~~して頑張ってみようか」や
叱るときにも「本番で結果を出すためには、確実にできるようにしないといけないから、今しっかりやりなさい(やっておこう)」と相手を思って言ってくれていることを子供自身にもわかるように伝えるべきだと思います。
褒めることにより子供は成長し、自信をつけ、
叱ることにより、頑張りたい!、やらなくちゃ!という気持ちを搔き立てます。
子供への声掛け一つで、子供の行動は変わります。
是非、子供のやる気を引き立てるよう、怒らず叱ってください。
そして、褒めて伸ばしてください。
私が、4歳から見ている子供は現在10歳になりました。
7年目にして初めて、運動会で一番になりました!!!
原始反射の残存を統合し、できるまでとことん付き合い、
たくさん褒めて、時に叱り、一緒に歩んできた7年間、運動会で1位になりました!と
運動会終了後に報告の連絡をいただき、電話の先で泣いている親御様がいました。
子供の成長を一番に願う親御様を肌で感じ、更にこの立場の重み、やりがいを感じさせていただきました。
走りの学校でもたくさんのクラブチームに行かせていただき、
たくさんの指導者の方の考えを伺い、私自身成長ができた一年でもありました。
2021年もたくさんの子供の笑顔を生めるよう、チーム一丸となって頑張りたいと思います。
2020年もありがとうございました。
2021年も宜しくお願い致します。
では、また来年!(来週(笑))