28歳最後の、1週間の帰省を終えて。
地元の空気とか、地元の食べ物とか、そこにいる人たちとか、全部全部好きすぎるのに、
全国転勤で数年おきに引っ越して知らない土地で仕事してるの、変だなーと思ったりする。
地元に帰り、数日過ごし、仕事のために県外の一人暮らしの家へ帰る時、全然帰りたくない気持ちになる、
いつも。
家族ができたら変わるんだろうか。
自分1人だからそんなふうに思うんだろうか。
本当に大切な誰か、未来の旦那さまのような人が仮に出来たとして、その人のところへ嫁いで行って、改めて地元に永住するという選択肢が消えてしまったとして、わたしはそれを許容できるのだろうか。
流れるままに生きてきた人生、最近よく考える。
このまま流れて、どこへ行き着くのだろう。不確定すぎる未来の中で、自分の意思で選び取っていかないとしたら、行き着く先はどこにあるんだろう。
(今、流れるように生きているのもまた自ら選んだ道ではあるとしても。)
どこかとんでもない場所に行き着いてしまうのだろうか。
今の生活は嫌いじゃない。自由で、仕事にやりがいもあって、少しの責任も感じながら、楽しくやっている。
でもこのまま、歳を重ねていくのは少し不安にもなる。
どこに行きたいの?私。
どうしたいの?どう生きたいの?なにを大切にしたいの?
でもこの自問自答も、きっと慌ただしい日常の中でいつの間にか忘れていく。いつもそう。本当に大切なところでは何も考えていない。考えることから逃げているだけかもしれない。
未来の私が、今の私をみてどう言うだろうか。
今さえよければ良いのだけど、未来にもう少し安心が欲しい。