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『ぼちぼちいこか』~執筆スランプ!?で、久々に完璧主義が顔を出した話~


「最近おつかれですか?」

年明けから身体にポツポツでてきた湿疹。
気にしながらも見て見ぬフリをして過ごしていた。

冒頭のセリフは、先日時間ができたためようやく皮膚科を受診した時に医師が放った第一声。

疲れている?
うーん、疲れてるのかなぁ…?
自分ではわからない。

昨年秋ごろからストカレ(ストーリーテリングを学ぶ講座)を受講し、わたしの生活は一変した。
もちろん「いい意味で」だ。

kindle出版するぞと意気込み、ここまでイノシシのごとくガムシャラに突っ走ってきた。

走っている間はとにかく楽しかった。
進んでいるかんじ、思いが形になっていくことが楽しくて、嬉しくて。

これをスランプというのか!?

しかし、原稿を書き上げたあとフィードバックされた内容を受け、急に迷子状態に陥ってしまった。

ストカレで口酸っぱく言われていた「自分語り」

ーもう少し共感できる場面を増やしてみてくださいー
ー映像化できるエピソードを入れてくださいー

返されるコメントに即反応して「じゃ、あのことを書いてみよう」と書いて提出。

でも、返されるコメントは同じ。

わたしはターゲット(読者)を置き去りにして、自分の思いだけで書いてしまっている。

「とにかく急がねば…早く出版したい…!」その思いが勝りすぎて、気持ちだけが焦っていた。

まだ作家デビューもしてないのにこれがスランプというものか←たぶん違う

しっかりターゲットの悩みをリサーチし、自分の経験から引き出せるものはないか分析する。

この作業をせずにして闇雲に「手を動かさねば…!」「カタチに表さねば…!」とばかりになっていた。

わたしは何をしたいんだ?

考えれば考えるほどに、あーでもない、こーでもない。
でも、今日これをやらないとやる時間はない、明日は明日でやることがあるのだから…。

わたしはまた何かに追われていた。
最近落ち着いていたと思っていた完璧主義が顔をのぞかせていたのだ。

みんなのXポストを見たい
みんなのkindleを読みたい
みんなのnoteを読みたい

と思う一方で、

Xポストの文作り→浮かばないときは時間を取られてイライラ…
kindle出版準備→とにかく急がねば!!
note書きたいけど…→そんなことをしている場合か?
ブログ、放置しすぎて苔が生えてきてる…→意味わからぬ罪悪感に襲われる

毎日がやりたい嵐に襲われて、荒れる海の中必死に船を漕いでなんとか進んでいる気分。

それは、一つでも予定が狂うとかろうじてバランスを保っていた積み木がガシャリと崩れてしまう感じ。

今のわたしの状態だ。

今までやりたいことがたくさんある中で、特に『今』やりたいことは?と問われると、その答えははっきりしていた。

それはkindleの執筆。
でもそのkindleが今迷走状態になっている。

休日の朝。
なんだかやる気が起こらない。
目の前にある時間の『今』わたしは何をしたいのか。
朝起きてパソコンを前にして手が止まっている自分に問いかけた。

左脳思考の再来

「kindleに決まってるでしょ。早く進めなさいよ」
頭の中で現実的・冷静な自分がツッコミを入れている。

左脳人間のわたしだ。

執筆がスムーズだったときのわたしはまさに「やりたい」気持ちから行動していた。

でも今はどうか。
頭の中で考えまくり、そんな状態で浮かびもしないアイディアを必死に生み出そうともがいている。
「今はkindleを優先すべきとき」と考えているからだ。

あーだめだ…またわたしの中に完璧主義思考が出てきてしまっている。

今わたしがしたいことは何かと考えてみた。
「このモヤモヤをアウトプットしたい!」
だから急に思い立って、今これを書いている。

髪を切ってもらいながら美容院の椅子でスマホ片手にポチポチと…。

自分の『心・身』を労わろう

まだ作家デビューもしていないわたしが言うのは大変生意気なことだろうが、生きた文は気持ちが乗っているときでないと書けないと思う。

無理に書こうとする必要はない。
誰もわたしを追い詰めてはいない。
思考を”寝かす(止める)”期間があってもいいのではないか。

昨年末から走り続けてきたけど、ここらで少し「頭」と「体」を休憩させる必要があるようだ。

そう、ぼちぼちいこかー。


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