HSPはつくづく人見知りではないと思った日
以前面接に通りやすいという記事を書いた。HSPというと、繊細っぽい事柄が全て当てはまりそうに感じるものだが、全然そうではない。
初対面の人は全然苦手じゃないし、むしろこちらから話しかけたりすることも全く平気だったりする。
タクシーの運転手に話しかける
先日タクシー配車アプリの「GO」を初めて使った。人が手配してくれて乗ったことはあるが、自分で配車するのは初めてだった。
配車手続きしてから到着まで、何も困ることはなく極めてスムーズに目的地まで行くことができて、すごいサービスだなと思った。
私が「今すぐ呼ぶ」で配車手配したら、運転手さんにはどんなふうに通知されるのかが気になった。
「私このアプリ使うの初めてなんですけど、すごいですねコレ。」
と話しかけた。
「配車依頼が入ったらそのモニターにお知らせが来るんですか?」
と聞いてみた。
運転手さんは、近隣にいる複数のタクシーに一斉に通知が行って、行ける場合は行きますと表明するような仕組みだと教えてくれた。
目的地までは10分程度だったので、あっという間に到着してしまったのだが、素朴な疑問にあれこれ答えてもらうことができた。
闇雲に走ることが減って、売り上げが上がったことや、配車の通知が入っても絶対に行かない運転手もいることなど教えてくれた。その運転手さんはとても画期的なシステムだと感じているようで、ワタシはいいと思うんだけどね〜と、テクノロジーを毛嫌いしている同僚の方もいるのかしら、と感じさせるような一言をおっしゃっていた。
とまぁ、こんな具合に、雑談をしたわけなのだけれど、後部座席に乗っていた子供達は、お母さんて誰にでも話しかけるな、とか思っていたかもしれない。
これが一人じゃなかったら
今回同じ空間にいたのは我が子だったので、ワタシの繊細アンテナが発動することはなく、運転手さんとの1on1に相当する状態だった。
もしこれが、一人じゃなかったらどうだろう。と考えてみた。
大丈夫な人もいるけど、あの人とかあの人といたら私は多分黙って目的地まで座っていただろーな、という状況が想像できた。
これは冒頭に載せた以前の記事にも書いたように、組織に入ると(複数の人間の中)に入ると急に力を失う現象と同じだな、と思った。
パーソナリティを発揮できないと苦しい
自分らしさを出せないコミュニティや組織にいたとき、とても苦しかった。それが事前にわかれば楽なんだけど、入ってみないと分からない場合が多い。
私の場合、年齢層が一回りとか自分より若くて、異性ばかり、ガツガツした人が多めのコミュニティは厳しいことが判明している。
願わくば、先日のタクシーの運転手さんとの1on1のような状態が望ましいのである。
いつも仕事を選ぶ時、好奇心とチャレンジ精神が上回って、私のパーソナリティを維持または開花させられるような環境か否かを考慮できていなかった(考慮すべき重要事項だと気づいたのは悲しいかな最近だ)。
次こそは私らしさを表現しやすい環境かどうか、にアンテナを張りまくって、慎重に選択していきたい。