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HSPやINFJは「解決しないこともある」と割り切り、そのまま受け止めることも、ときには大切という話

我々が「問題は解決した方がいい」と考えがちなのは、これまでに受けた教育が関係しているかもしれない。

学校で「次の問題の答えを出しなさい」という「問題を解くことが当たり前」といった訓練を常々、受けてきた影響もあるだろう。

解決した方がいい問題は、確かにある。

ただし中には、解決しない方がいい問題もある。

どんな問題かといえば、解決しようのない類のものだ。

家族の問題や病のことなど、どれだけ頑張っても解決できないものもある。

そこへ「解決しなければ」と真剣に取り組めば、その強い思いはやがて執着に変わる。

コントロールしようとして、できなければ無力感を感じることもあるだろう。

また「自分には問題解決能力がないのかも?」と落ちこむことだってあるかもしれない。

人間関係が絡むことであれば、相手に対して「なんで変わってくれないの!?」と怒りをぶつけたくなることもあるだろう。

そんな苦しみを抱えるあなたには「あえて解決せずに、ほどよく放置する」という選択があるというのを知ってほしい。

「問題の解決を先送りにする」という逃げの選択ではなく、時間に委ねることで手放すのだ。

「この問題は解決しようがないので、しかたない」と受け止めるのだ。

そうすることにより、あなたの心は少しだけ軽くなり執着が弱まる。

「ほんの少し」というのが大事である。

少し変わることができる人は、やがて大きく変われる人だ。

少しも変われない人は、残念ながら今の考えを手放さないという選択をしている。

距離を置いたり、手放すことによって心に少しの余白ができる。その変化が発端となり、やがてあなたの心へ、光がともされるだろう。

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