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「殴られても殴り返さない覚悟がある人」に宿る「本当の強さ」とは?

攻撃は、自己防衛の置き換えである。

「弱い犬ほどよく吠える」というのは本当で、やたらと人に噛みつく人は不安が強い。

いつも「侵害されないか?」とビクビクしているので、その恐怖が攻撃に置き換わる。それが癖づくと、攻撃する必要がない相手にまで攻撃をしかけ孤立していく。

誰だって攻撃されるのは、つらい。

しかし中には攻撃されても「やり返さない」と覚悟を持って人に接する人がいる。

こういう人を目の当たりにすると、「本当の強さ」を教えられたような心持になる。

そもそも攻撃されることが最初からわかっている場合は、ほとんどの場合、その状況から逃げるだろう。

しかし「自分が大切にしている人だから」という理由で、あえて攻撃を受ける人がいる。

もちろん受け身をとるなどして、ダメージを軽減しているだろう。

ただし、それでも痛みがないわけがない。

攻撃をすることで、誰かとつながろうとする人がいる。

こういう人にとって最もつらいのは、距離をとられたり無視されることだ。

過去に散々そのような目にあってきており、そのつらさをよく知る人も少なくない。

そういった相手の背景をすべて理解した上で、その身を捧げられる人を尊敬する。

こういう人ほど柔らかくにこやかで、誰に対しても優しい。

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