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「相手の長所を探す!」と決めれば長所が見えてくるし、その逆も然りな理由
過去の僕は、相手の短所にばかり目が行く人間だった。
自分も他者も蔑視していた時期がある。
「もっとポジティブな面にも目を向けなさい」と言われたことで、試しに「長所探しをしてみよう」と考え実践してから人生が好転した節がある。
「こうなりたい」「こう生きたい」と思ったら、先に「こういう行動をとろう」と決めてしまうことだ。
他者の短所ばかりに着目していた頃の僕は、どこかで「相手の欠点を見つけてやろう」と性格の悪いことを考えていたのだろう。
そういった意思があるからこそ、フォーカスを当てる箇所がネガティブになるのだ。
前を向いて生きる、相手の良いところを探すなど全て、意思と覚悟の問題かもしれない。
たまに人生を人の欠点を探す時間に使い続ける人間を見かけることがある。こういった方々は変わることを恐れる。今の自分を捨てることが恐怖なのだ。
現状維持バイアスが強く嫉妬しやすい人ほど、他責になりがちだ。
言葉は人間に「こういう行動をとりなさい」と指令する面を多分に持つ。プログラミング言語のようなものだ。
人生を好転させたければ「毎日〇〇する」と強く信じ込んで、それを日々実践。本当にこれだけで大きく変わる。
最初はぎこちなかったことでも、習慣化されればすんなりとできるようになる。
それが人間に備わった性質だ。
本気で「変わりたい」と思った人ほどどんどん行動変容していけるものだし、「変わるのはまた今度でいい」と先送りする癖がある人ほど、現状維持が常となる。
言霊の力はあなどれない。
毎日、前向きな姿勢で「〇〇する」と唱え続ければ、人は必ず良い方向へと進み出す。
自分の行動や言動を最もよく見ているのは他ならぬ自分。
生きる姿勢やインナーボイスと呼ばれる内なる声自体が変われば、自他との付き合いが変わるのだ。
人付き合いは自分付き合いのようなもの。他者の長所を発見できるようになったあなたは、自身の長所にもしっかり気づけるようになっているはずである。