「自己中人間」に苦しむHSPやINFJは、相手はすでに「奈落の底へ足を踏み入れている」という解釈を覚えよう
これまでにたくさんの自分本位な人間と出会ってきた。
今振り返ると、はっきりとNOを示すことができなかった僕の態度が、彼ら彼女らを引き寄せる要因だったのだろう。
エゴで他人を振り回す人たちと疎遠になり、わかったことがある。
彼らは彼女らは、気づくことなく悪路を進みどんどん袋小路に入っていっているということだ。
途中で「自分はなんてエゴイスティックだったのだろう」と気づいた人は、内省し反省を口にして変容していき謙虚になる。
反対に「俺は偉いんだ」と自分の万能感を信じて疑わない人は、ずんずんと人がいなくなった平原を進み続ける。
自己愛者の末路に関しては下記のkindle書籍にまとめたが、往々にして悲惨な結果を招きやすい。
やがて周囲から人が去り、孤独に苦しむ。
力があるときは周囲は利益を優先して、我慢して付き合う。しかし力を失ったとき、蜘蛛の子を散らしたかのごとく人がいなくなる。
ある者は酒に溺れなど何かへ過度に依存するようになり、ある者は店員に悪態をつくクレーマーになる。
僕のnoteを読んでくださっている人の中で、歪な自己愛を持つ人間に苦しんでおられる方は少なくないだろう。
断言するが彼ら彼女らの末路は、決して幸福なものではない。
自分の欠点を見て見ぬふりをし「自分だけは許される」と人に甘えながら生きてきた人間は、立ち行かなくなった時点で初めて現実と直面する。
そこで「取り返しのつかない状態である」と気づくのだ。
その様は、まるで自分の持つ毒が全身に行き渡り苦しんでいるかのようである。
遠野なぎこさんの母親のような末路は、決して珍しくないのだろう。
全てが因果応報とはいかないが、人を雑に扱ってきた人間が幸せになることはない。
恨まれ憎まれ続けているうちに、運気はどんどん悪くなる。全員から「あの人には近づかないでおこう」と思われているのに、当人の人生が上手く運ぶわけがない。
彼ら彼女らの末路を遠巻きに観察していると、やがて協力者がいなくなり孤立無援になっている人がとても多い。
それでも「自分は悪くない」と口走る他責人間に、手を差し伸べる人など、誰もいない。
人へ丁寧に接してきた心優しいあなたの方が、自己愛者よりもずっとずっと幸せだし、愛されている。
だからこそ、自己愛者を目の当たりにしたら「なんて、かわいそうな人なんだろう」と思うだけでいい。
すでに地獄の真っ只中にいるのに、それに気づいていない人は、極めて弱い人にちがいない。
弱い人ほど自分を偽るし、大きく見せたがる。
怯えを隠さず、素直に生きているあなたの方がよほど強い人だ。