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HSPやINFJは「物質や消費による自足」ではなく「精神的な自足」で幸福度を上げられる

自足という言葉がある。

じ‐そく【自足】 の解説
[名](スル)
1 自分の置かれた状況に満足すること。「現在の生活に—する」

2 必要なものを自分で間に合わせること。「自給—」「—経済」

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我々は資本主義社会の中で暮らしているため、知らず知らずのうちに物質や消費による快楽を覚える。

それ自体は否定しないのだが、その行為の目的や動機は「心を良い状態にするため」ではないだろうか。

ここを押さえておかないと、大変なことになる。「必要ない物を買って一瞬だけ気持ち良くなる」といった依存的行動に陥りかねない。

人は、快楽のみを追い求めても幸せになれない。

暮らしを送る上で、お金が大事なのは間違いないだろう。

ただしいくらお金が得ても、幸せになれない人がいる。

そういった人は「自分は何で心を満たせるのか?」が理解できていない。

我々がコロナ禍で失ったものは少なくないが、最も大きな収穫は「人生で本当に必要なものは何か?」を突き詰める時間を、じっくり得られたことである。

ふいに訪れたエアポケットのような時間は、自己を探求できる好機の到来だった。

体験から得られること、人とのつながりがなければ人生は空しいものになる。

多忙な暮らしの中に身を置くと「何のために生きているか?」という答えを、つい先送りにしがちだ。

「自分は〇〇のために生きている」と胸を張って言える人は、物質や消費に依存しなくなる。

我々はホモサピエンスという生き物であり、そのあとに現在の資本主義社会やテクノロジーまみれの社会が作られた。

この順番を忘れた人は、たいてい不幸になる。

多くの人々は、生まれ落ちたときから当たり前にあるものには、疑いすら抱かない。そこにあるのだから、それが正しいと信じて疑わない。

人は環境の奴隷である。

なので「そもそも」を疑った方がいい。「そもそもなぜそれらが存在し、我々になにをもたらしているのか?」を。

精神的な充足を大切にするHSPやINFJほど、何をすれば心が満たされるのかを徹底的に深堀した方がいい。

揺るぎない答えを見つけられると、人生がブレなくなる。

元来、自己充足への感覚を持っている人は、きっとずっと幸福の中で暮らしている。

幸せというのは遠くではなく、意外と身近になるものなのだ。

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