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やる気が出ないときに無理やり「やる気スイッチ」を探さない方がいい理由

何もやる気にならないときがある。

過去に「なんとかやる気を出さねば」と強引に自分を奮い立たせようとしたことがあった。

しかし、いずれも上手くいかなかった。

あるCMの影響か、やる気スイッチという言葉が広がり過ぎている。やる気にはスイッチのオンとオフがあるように思われているのかもしれない。

そもそも、やる気スイッチは存在しない。

やりたいことはやりたいし、やりたくないことはやりたくない。

やりたいときはやりたいし、やりたくないときはやりたくない。

シンプルだが、これが真理だろう。

心身のコンディションが悪いと、何事もモチベーションは上がりづらい。

大好きな行為でも、変化がない状態が続くとやる気は失われる。

さまざまな条件で、やる気というものが生まれたり生まれなかったりする。

バチッと急にスイッチオンするようなものではない。

僕はもうやる気をコントロールすることをやめた。

経験上、その方が上手くいくことを知ったからだ。

やるべきことはやる気の有無に関係なく淡々とやり始める。

行為は始めると、なんでもエンジンがだんだんとかかってきて楽しくなるものだ。

側坐核という脳の部位は、何かを始めないと刺激されないらしい。

つまりなんでも「とりあえず、やってみる」しかないのだ。

最初から「100%のモチベーションがほしい」というのは高望みである。

何もしていない状態で、一気にモチベーションが上がることはない。

何か始めるからから、だんだんとやる気になってくるのだ。

そう、つまり最初に行為がありきということだ。

考え悩んでいても、絶対にやる気は起きない。なぜなら、そこに行為(動き)が含まれていないからだ。

やるか休むかの二択かもしれない。

つらいとき、コンディションの良くないときは積極的に休むというのも、賢明な選択である。

さて今日のあなたは、どちらを選ぶだろうか。

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