聴読感想文「革命のファンファーレ」
最近、聴読を始めた。何も考えずに、あるいはどうでもいいことを考えながらボーっとしながらできてしまう作業中に本を聴く。私は読書家ではないし、読むときには時間がかかる上に眠くなってしまうタイプだが、好奇心は大生で学ぶのが割と好きなので聴読で興味のある本をどんどん聞いていけるは楽しいし嬉しい。
読書でもそうだと思うが、本から学んだことをインプットに留めてしまうのはもったいない。アウトプットすることが大切だ。アウトプットを怠ってしまうことが多い私だが、せっかく聴読した本の感想文を、シンプルでも書くというステップから始めてみたい。
聴いた本
「革命のファンファーレ」著者:西野亮廣
西野の、時代の流れを読みながら、お金を作る作戦を考えそれを打ち出していく行動力。起業家になったりビジネスを始めたいと全く思っていない私だが、とてもおもしろい内容でお金について考える大切さ、行動力を持つことの大切さを思わされる本だった。
お金を動かす人は、時代の流れと先を読み、人の傾向をよく観察し、誰もまだ挑戦していないことにも欠かさずに取り組む。ものすごい努力と、観察と行動のセンス、アンチを無視するメンタル、勇気。
西野は、まずお金について学ばないことの悲劇について語っていた。西野が言う通り、学校ではお金について教えない。お金はすべての国民が使っているものでそれについての知識が絶対必要なはずなのに、学校の大半の授業がいつ使うか分からない知識についてばかり教える。お金について知らずにどうしてお金を賢く扱えるだろうか。
お金を稼ぐのではなく信用を稼ぐ時代になってくるということも学んだ。自分を嘘をつかなくても良い状況に置き、本当のことを言う人、言ったことをちゃんとやるといった信用を稼ぐことが大切な時代になってくる。お金を稼ぐことにフォーカスするのではなく、信用を得るという地道なことから始めることがお金を得ていく上で不可欠なことのようだ。インターネットが普及して、人々はお金を支払う前にその価値があるかどうか調べる時代だ。その中で信頼を勝ち取り、お金を払ってもらう価値を立証していく必要がある。
本を聴きながら知る西野の行動力、常識を破る勇気は圧倒的に思えた。自分にはそんなセンス、勇気はないと思えたが、西野は言う。行動できないのは情報収集をさぼっているから、勇気を持つのではなく情報収集をしろ、と。行動しないやつはばかだとさえ西野は言う。行動しなければ情報は集まらない。
1.まずは一人で悩むのをやめる。
自分一人の脳みそではなく、たくさんの人の脳みそ&体験から答えを生み出せ。行動を起こし、他人のアイデアが集まる待ち合わせ場所になることで多くの人の脳みそ、体験を参加させることが勝負のカギ。自分の力だけでやろうとするのはおこがましい。いかに多くの人を参加させられるか、その人たちの力を借りれるかを考える。
2.一歩踏み出すために情報収集する。
電車に一人でのるために必要なのは勇気でなく、どう乗るかの「情報」。ポジティブシンキングで行動するのではなく、ロジカルシンキングで行動を起こす。情報があれば、恐れもなくなり、とるべき行動をとれる。行動を起こした後には情報が得られる。