HSPはサークルに入るべき?向いているサークルをご紹介!
“HSPの私には、サークルは向いていないかな”
“サークルに入ってみたいけど、HSPにはどんなもとが向いているのかな”
と悩んでいる方、、今回は、HSPにはどのようなサークルが向いているのか。
そもそもサークルに入るべきなのかをご紹介します!
ちなみに、、
非HSS型HSE の私は、大学時代発展途上国に行って建築作業のお手伝いをする、海外建築ボランティアサークルに所属していました。
【非HSS型HSE の特徴】
非刺激追求型で外向的なHSPと呼ばれる。
活動的ではないので、スリルやチャレンジは好まず、人との関わりで自分の価値を見い出したり、人に優しく積極的に関わろうとするのが特徴。
HSPはサークルに入るべき?
HSPがサークルに入るべきかどうかは、正直なところ個人の性格や将来の理想像によって異なるかと言えます。
以下のメリット、デメリットを踏まえて検討してみてください!
・メリット
・交友関係を広げることが出来る。
サークルに入ると、普段講義を受けているだけでは出会うことの出来ない、違う学部や学科、他大の人達と知り合うことが出来ます。
同じ趣味や目的を持った人たちが集まる為、似たような価値観を持つ人と出会える可能性が高いです!
またサークルでは同学年だけでなく、先輩や後輩とも交流できるので、縦のつながりもできます。
大学内での人脈があると、講義の情報や就活の情報などを得るのにも役立ちます!
私の所属していた海外ボランティアサークルでは、他大との交流も頻繁にあり、合同でインドネシアに支援にも行ってきました。
違う大学で違うことを学んでいる人たちと、お互いの意見や価値観を共有するのは、非常に貴重な経験になりました。
・HSPの自分と向き合えるようになる。
サークルの活動では多くの人と話したり、協力したり、気遣ったりすることが自然と社会性が身に付きます。
HSPの方は人と関わるのが苦手であったり、内気な性格の方も多いですが、サークルがきっかけで、コミュニケーション能力が身についたり、人と接するのが楽しいと感じるきっかけになるかもしれません。
非HSS型HSE の私は、チャレンジやスリルが苦手でしたが、ボランティア活動を通して”新しいことでも、仲間と一緒なら取り組んでいて楽しいし、何かトラブルがあっても、それを乗り越えれば達成感が得られる”ということを学びました。
実際、3年生に進級した頃には、副代表と会計を務め、大変な時もありましたが、やりがいを感じる事が出来ました!
・就職活動のネタになる。
サークルに入っていると、自分の経験や成長をアピールする材料にもなります。
サークル活動では、コミュニケーション能力や目標達成力、チームワークなど、社会人に求められるスキルを身につけることができます。
就活は、どんなことに取り組み、その経験から何を学んだか、どう成長したかという点がアピールポイントになりますので、サークルに所属して就活のネタのために意欲的に活動するのも手かと思います!
・デメリット
・気疲れすることが多い。
サークルによっては、規模が大きい、飲み会が多い、規律や上下関係が厳しいというところもあり、HSPがそういったサークルに所属してしまうと人間関係に気疲れしてしまうことがあります。
また、アルバイトや授業とは異なり、サークルの活動はプライベートとの境目がほとんどありません。
活動時間外に連絡が来ることも、遊びに誘われることもあります。
活動自体は楽しいけれど、人間関係が嫌になってしまうHSPの方も多いようです。
・お金と時間を消耗する
サークルに所属すると、それなりのお金や時間を消耗することになります。
年会費、飲み会代、合宿代、新入生歓迎会代、道具代などの費用はもちろん、週何時間かの活動と年に数回の合宿などを含めるとサークルに費やす時間はかなりを占めます。
私もサークル活動で、年に2回海外に行っていたので(もちろん任意です)年に4.50万くらいは出費していました。
HSPの方は、真面目で誘われると断りにくいという人も多いので、特に注意が必要かもしれません!
・将来の夢に直結しないものが多い。
メリットでも挙げたように、確かにサークルでは協調性やコミュニケーション能力をつけることができます。
しかし、特別何か将来に役立つスキルが身につくという活動は少ないのです。
例えば、運動系のサークルに入ったとしましょう。
基本の活動は、週何回かの練習と数ヶ月に1回の試合。
部活ではないので、楽しむことをメインでもちろん飲み会も頻繁に行います。
人間関係も良く、活動も楽しい!
そんなサークルに所属し、あっという間に3年間は過ぎ、就職活動が始まりました。
しかし、いざなりたい仕事、やりたい事は何かと問われると「考えていなかった。」という学生が非常に多いのです。
特に、物事を深く考え過ぎてしまうHSPの人は”自分に合った仕事探し”に苦労してしまい、「大学3年間私は何をしていたんだ、、」と深く落ち込んでしまう恐れもあります。
私自身、海外建築ボランティアは楽しそうだし、就活にも役立ちそう!と入ったのですが、建築関係や海外の仕事に興味があったわけではく、一般事務を志望していたので、特にボランティア活動はなんのPRにもなりませんでした。
それより、大学時代からブログやSNSマーケティングを勉強しておけばなあ。と今では思ってしまいます。。
HSPにおすすめのサークル
では、HSPにはどのようなサークルが向いているのでしょうか。
HSPの方は感受性が豊かで、物事を深く追求しようとする傾向があるため、”意味があると実感できるサークル”を選ぶとよいでしょう!
・語学サークル
英語を中心とする語学系のサークルはほとんどの大学で存在します。
“将来的にはグローバル企業に入社したい”
“将来中国人のお客様へ接客をしたい”
“大学を卒業したら、海外で仕事をしたい”
など将来、外国語を使う仕事をしたいと考えている方は語学サークルがおすすめです!
語学サークルに入ることで、1人で学習するよりも、自分の考えや感情を言語で表現することや、他者の意見や感情を理解する能力が身につきます。
人と交流する事を好む、外向的HSP(HSE)の方には特に向いているかもしれません!
・文化系サークル
映画鑑賞や美術研究会などの文化系サークルもおすすめです。
感受性が豊かなHSPは、アートや音楽、映画などの芸術に触れることを好み、人一倍感動する傾向にあります。
鑑賞後は、サークル仲間と意見交換をするのも楽しみの一つと言えるでしょう。
・ボランティアサークル
発展途上国に行き、教育やインフラの整備を行なったり、介護施設で介護活動のサポートを行ったり、被災地の支援を行うサークルなど様々なボランティアサークルが存在します。
HSPは、思いやりがあり、共感性も高いため相手の気持ちを分かってあげられるボランティア活動が向いているといえます。
見返りを求めず、相手に寄り添えるHSPは、他者を支援することに強い関心を持つことが多いのです。
まとめ
ここまでHSPとサークルについていくつか紹介してきましたが、実際のところ、サークルに入るかどうかは、自分の気質や目標に合わせて決めることが大切です。
ただ、HSPが本当に自分に合ったサークルに出会えたとき、繊細な気質を活かして他者と共感したり、創造的な経験をする事が出来ます!
特に、小規模でアットホームなサークルは人とのコミュニケーションの質も高いので、一生向き合っていけるような仲間と出会えたり、かけがえのない経験が出来るでしょう!
大学4年間は、人生のうち1番自分に投資する時間がある期間だと思います。
未来の自分のために、”何に時間とお金と労力を使うべきか”をしっかり見極めて選択していける学生こそが、将来本当にやりたい事を仕事に出来る人たちなのかなと思います。