HSPが炊飯器なし生活を1か月送った感想。
こんにちは!
HSS/HSPのずぼらーまめ子です。
このブログでは、HSPであることを知ってから10年間試行錯誤して得たHSPノウハウをシェアしています。HSPの方には人生の参考に、HSPでない方にはHSP(あるいはHSS型HSP)である私の体当たりな人生を楽しんでいただけたら嬉しいです。
嵐は突然に、、、
それは急にやってきた。
なんともなしに。
目覚めた時に、いつものように炊飯器を見ると見慣れない表示が。
E-06
Eがエラーのことだというのはなんとなくわかったが、炊飯器を開けてみると若干パサつくものの食べれないわけではない。
半分を食卓に出し、残りをタッパに入れ、冷凍した。
その後、数日して米を使い切り炊飯器を使おうと思ったところ
E-06
なぬ?
エラー表示が消えていない。
そうか、意外と深刻だったのか。
調べてみると「電圧異常」。電圧異常?そんなこといわれたって心当たりがない。別のコンセントに差してみると良いというグーグル様のアドバイスに従い、差してみる。
変わらず。
どうやら本体ではなく、コンセントの問題のようなので、
コンセントをきれいに拭いてみる。
もう一度差す。
なんともならず。
再度抜く。
ん?
時計の表示が消えない。
なんだ、なんだ。
停電すると消えるはずの時計の表示が消えない。
メニューの選択もできなくなった。
「ご臨終です」
頭の隅で小さな声が聞こえた気がした。
そんなわけで、試行錯誤してみたものの結局直らないことが判明した。
炊飯器なし生活のはじまり。
「さぁ、炊飯器を買おう!」
とならないのが、私である。
そもそも何度も炊飯器を手放そうと思ったことがある。
電磁波に違和感を感じるわたしは、電化製品が苦手なのだ。
(と言いながら、ホットクックや電子レンジやあらゆる人間の進化の名品を使っている)
できることなら、
昔のように木を燃やし、火をフーフーやりながら、釜で飯を炊きたい。
だが、そんな事はムリだ。
気づいてみれば、子どもたちも手が掛からなくなった。
怒れば、部屋は片付くし、
怒れば、洗濯物もなくなる。
怒るというストレスはあるものの、怒るだけで解決するというのは少し前から比べると夢のようだ。赤ん坊にいくら怒ったところで、泣くばかりである。頼れる者がいない身で働きながら二人を育てるのは本当に大変だった。今は、リモートワークが普及し、少しラクになったかもしれないが、以前は出社以外の選択肢の余地がなかった。
当時のことは大変過ぎて、いつも長くなる、
だが、それも過去のこと。
今では子どもは大きくなり、私はといえば自宅でゆーるく働いているのだ。
ご飯を土鍋で炊くくらい「屁」(失礼)でもないではないか。
以前もたまに朝起きて米が冷凍されていないと、土鍋で炊いていたのだ。
というわけで炊飯器なし生活を始めてみた。
土鍋ごはんの炊き方
<土鍋ごはんの炊き方(3合)>
1.米3合・計量カップ3杯の水を土鍋に入れて一晩浸す。
2.朝、鍋に火をかける(強火)。だいたい5分~7分
3.フタの穴から白い湯気が出てきたら弱火で5分。
4.20分ほど蒸らすといい感じにできあがる。
できあがりのご飯が驚くほど美味しいのである。
今までは浸さなかったし、時間も適当だったのが、きちんと計測するようになったところ、全然違う。炊飯器のご飯も美味しかったが、土鍋ごはんに軍配があがる。
ごはんを炊くために、毎朝30分早く起きるという試練が降りかかったのだが、美味しいごはんが食べたい子どもたちが起こしてくれる(そう、我が家では子どものほうが先に起きているのだ)。
どこまでつづくか
いつまで続くか・・・
と家族も不審な目で見ていたが、案外順調に1か月が過ぎた。気がついたことがある。冷凍したご飯がいつも臭かった。電子レンジが壊れかけていると思っていたが、土鍋で炊くとなぜか匂わない。なんだ、炊飯器はだいぶ前から壊れかけていたのか。。。濡れ衣を着せてしまった電子レンジには、お詫びの気持ちを込めて一拭きしてあげたい。
各段に美味しいごはんが食べられ、炊飯器という大物がキッチンからいなくなり、すっきりとしたスペースで料理が作れる。冬が来ると寒くなり、起きれなくなら可能性はあるが、このまま炊飯器とはサヨナラをする予定である。
そう、次鍋が壊れたときのために、めぼしい鍋を検索中である。