【HSS/HSPの子育て】「今」を楽しむ
こんにちは。
HSS/HSPのずぼらーまめ子です。
このブログでは、HSPであることを知ってから10年間試行錯誤して得たHSPノウハウをシェアしています。
さて、本日のお題は「HSPの子育て:「今」を楽しむ」です。
まめ子は本当に子育てが下手くそで。仕事のほうが何十倍もラクだと何度思ったことか。
「専業主婦をやっている人って本当にスゴイ」
と本心で思っています。
(専業主婦の人に言うと、イヤミだと思われるので言ったりはしませんが)
苦しかった1人目の子育て
1人目の子育ては本当に大変でした。
最終的に、体を壊し、育児ノイローゼにも片足を突っ込む始末。
初めて赤ん坊という生き物を育てるという使命。「今」という時は2度と帰ってこない。
失敗のできない子育て。
2か月ですべきことはなにか。
3か月ですべきことはなにか。
4か月ですべきことはなにか。
「子どもと遊ぶ」なんて余裕はなくて、今やるべきベストは何なのかを
インターネットで調べ、
授乳時は赤ちゃんの目を見つめてあげましょう。
決してスマホなんていじってはいけません。
保健師さんに相談し、
「赤ちゃんはママの表情を敏感に察知するから笑顔でいてあげましょう」
「赤ちゃんの気持ちを最大限尊重してあげましょう」
HSPさんの得意な「〇〇すべき」でがんじがらめの子育て。
毎日のルーティンを決めて、せっせとこなしていました。
▶ルーティンはこんな感じ
7:00 起床
8:00 朝ごはん
9:00 洗濯&そうじ
10:00 朝のさんぽ
12:00 昼ごはん
13:00 昼寝
16:00 夕方のさんぽ
17:00 夜ごはん
18:00 フロ
20:00 就寝
めちゃくちゃ真面目にこのルーティンを守りました。それはそれは必死に。
ほぼ完ぺきにこの暮らしをしていました。
寝る時間が遅くなると大パニック。
今考えると何をそんなに頑張っていたんでしょう。赤ちゃんが次の日に会社に行くわけでもないのに。笑
子どもにツライ顔は見せたらいけない。
まめ子は長女としてツライ思いをした過去があったので、この子には同じように思わせないようにしないといけない。
いい母親でいないといけない。
そんな「べき論」に縛られて、ものすごく苦しい生活をしていました。
孤独な子育てで心が苦しい中でも笑顔を絶やさずにいました。
「演じないと」と一生懸命でした。
毎日のルーティンと「いい母親」を懸命にこなしました。
それが、当時のすべきことだと思っていたから。
全身全霊でママのコトが大好きなこの時期に、もっともっと可愛がってあげれたら良かったな。
それを知っていたらよかった。でも、それに気づいたのは2人目を産んでからのこと。
限界に達した2人目の子育て
2人目になったら仕事があるわ、上の子がいるわ、自分は年を取るわ、で
それまで演じてきた「いい母親」が演じきれなくなりました。
自分のキャパをオーバーして、生きているのが精いっぱい。毎日を回すのが精いっぱい。
しょっちゅうブチ切れるし、怒る。
イライラもするけれど演じることがなくなったので、まめ子は伸び伸びとしながら子育てができました。
結果、怒られてもケロリとしている強い次女が育ちました。
そんな子どもなので、こちらもありのまま生き生きと接し、
ルーティンなんてそっちのけで子どもと遊んでいたある日、やっと気づきました。
これが一番大事なコトなんじゃないか?「べき」に囚われることよりも。
巷にあふれている様々な情報よりも大事なコトがありました。
正しい子育てをすることでも
周りと比較することでも
過去の親と比較することでも
周りのキラキラしたSNSと比較することでもなかった。
目の前の子どもと「今」を楽しむコト。これが何よりも大事。
そんな単純なコトに気づかなかった自分を「おバカだなぁ~」と思った。
もっと早く知れたらよかったな。
HSPさんにできるコト3つ
①赤ちゃんは強いと知る
初めて赤ちゃんを手にした時、その小ささに驚きました。小さな足は本当にかわいいですよね。
そんな小さくて、なにもできない生き物だから、慎重に慎重に育てよう、と思いますが、
必要以上に自分を追い込まないようにしましょう。
オムツを1日中変えなくたって赤ちゃんは病気になりません。
多少肌かんぼで置いておいても大丈夫。
少しくらい泣かせておきましょう。
もちろん度を越してはいけませんが、赤ちゃんって意外と強いんです。
多少手を抜いても大丈夫、愛情を注いであげれば元気ないい子に育ちます。
②「べき」よりも大切なことがあることを知る
授乳時は赤ちゃんの目を見つめてあげるべき
「赤ちゃんはママの表情を敏感に察知するから常に笑顔でいるべき
「赤ちゃんの気持ちを最大限尊重するべき」
世の中ではたくさんの「べき論」が言われています。
そりゃあ、全部できればいいでしょうが、親も人間。
できないことだってたくさんあります。
アナタの親は完ぺきでしたか?
「はい、完璧でした」
という方はそう多くないはず。
理想論を実践するよりも大切なことがあります。
それは、愛情を注ぐこと。
ママが子どもとの時間を楽しむこと。
③「今」を楽しむ
子育てはやらないといけないことがたくさん。
でもね、それ以上に大切なのは「今」を楽しむこと。
「今」赤ちゃんと陽だまりの下でゆったりとした時間を過ごせている
それを実感すること。
そんな贅沢な時間を過ごしていることを実感しましょう。
子どものすべてが「ママ」の時間は限られています。
気負わなくていい。
完璧でなくていい。
ただ、楽しみましょう。
子どもの「今」を子どもと一緒に楽しみましょう。
それが何よりも子どもが喜ぶことだから。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
HSPさんの子育てのコツ3つ
・赤ちゃんは強いと知る
・「べき」よりも大切なことがあることを知る
・「今」を楽しむ
まめ子が1人目の子育ての時に知りたかったことを、自戒の念も込めて書きました。
だいじょうぶ!
気負わず、
マイペースに、
楽しめばいい。
2児のHSPママより。