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『麻福』のヘンプ手ぬぐい生地で半袖プルオーバー 4箇所直線縫いだけ

今朝、このヘンプ生地のトップスを着て外に出て自転車に乗ったところ、
いつもと違ってとても守られている感じがしました。特に上半身がそう感じました。
今、パソコンを使っていますが、トップスを着たまま残りの生地を砂漠の民族のようにぐるっと頭や首肩に巻き付けています。巻いて5分くらいすると、おおったところが楽になってきます。

生地の購入先
今回購入したヘンプ(大麻・おおあさ)生地はこちらです。
ヘンプ/コットン手ぬぐい生地(洗済み・未漂白) ※生地幅34cm【翌営業日発送】 (asafuku.jp)
ヘンプと綿の配合率は不明。
細長い生地で、1m単位で購入します(2024年9月現在 990円/m)。

表記『洗い済み』の意図するところが分かりませんが、ウォッシュ加工済みなので生地が柔らかいという意味なのでしょうか??
洗濯乾燥させ、アイロンしてから再計測したら長さ方向が5%以上縮みましたので、『洗い済み』といっても水で洗って干してあるわけではないと考えられます。裁縫する方は先に必ず洗ってから裁断したほうが良いです。

市販のヘンプ服を買わず手作りする理由
原料が高くて、市場規模が小さいからだと思いますが、ヘンプの衣類はいずれも高価ですよね。
国産だとワンピース1着で4万円とかするものも珍しくありません。
また、ヘンプは現代の日本の夏にはやや暑いです。

かといって、去年数点購入した、薄手で手に取りやすい価格の無◎◎品(バングラデシュ産)は、リネンを着ているのとあまり大きな差を感じられず、国産品や中国産のヘンプ生地特有の「守られている」感じが足りないような気がします。

これは、色々なオンラインショップから少しずつヘンプ生地や衣類を買い回って比較してみた私の個人的な体感です。

そこでできるだけ薄手で涼しく、そしてヘンプの癒し効果が高い生地を買って、生地幅に合わせて適当な服になるように手縫いすることにしました。


貫頭衣(かんとうい)という、頭を通すための穴があいただけの簡単な衣類を作りました。
縫い方は私オリジナルです。また、インターネット上で無料の作り方が沢山出ています。
なお、針が苦手な方はアイロン付けのタイプの『手芸用接着テープ」で幅が1cm以内のものを使うと同様のものが作れます。ただし、針と糸で縫うよりは弱いので手洗い洗濯になります。

洗濯乾燥・アイロン後、124cmくらいの長さに切ったものを二枚用意。
その間を縫い合わせます。
ただし、中央部分30~35cmほどは縫わないでおき、それが頭を通す穴になります。

簡単に書いてしまいましたが、縫う前に安全ピンで留めて何度か鏡の前で頭から生地をかぶり、どれくらい縫い合わせるかを調整しました。
また、短めに縫っては再度鏡の前でかぶり、あとどれくらい縫うか見積りました。
背中側と前側で縫い合わせ部分の長さが違っていた方が、その日のインナーと合わせやすいかもしれません。

ちなみに洗濯乾燥後、アイロンをかけないとこうなります(汗)
縫いにくいし計測しづらいです
間を縫い合わせて二つ折りにし、ハンガーにかけると自然にこのような形になり、服らしくなります

両脇の下も縫い合わせ、腕が通る部分だけ縫わずに開けました。
これも安全ピンで留めて試着しながらだいたいの検討を付けて縫いました。

透ける生地です。黒のタンクトップと重ねるとこんな感じに。
畳の写真でも畳のヘリが透けているのが分かると思います。

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