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実資に注目!

NHKの大河ドラマ『光る君へ』を毎週楽しく観ています。最近は色々な番組で紫式部や藤原道長、清少納言について取り上げられることが増えたなと実感しています。

最初は紫式部や源氏物語が好きで見始めたけど、気付いたら藤原実資(さねすけ)が気になって気になって…。すごくいいキャラだなと思います。

藤原実資は芸人のロバート秋山さん(秋山竜次さん)が演じています。平安貴族がこんなに真っ黒に日焼けしてていいの!?と最初は違和感を持ちましたが、観ているうちに実資が出てくる度に可笑しくて(実際は真面目に演じられています)。癒しになっています。

藤原道長と紫式部も、史実(定説)とは違うロマンチックな展開になっていてワクワクします。

大河ドラマで史実と違うと、歴史を間違って覚えてしまうので良くないと言われることもあるようですが、私の場合はまず興味を持たないと覚えられないタイプなので、こうやって大河ドラマで魅力的に観られることはありがたいです。大河ドラマに出てくる時代への興味が湧き、自分であれこれ調べます。それで、ドラマのあれは演出だったんだと気付いたり、そんな噂もあったらしいと知ったりしていくうちに理解が深まります。

『光る君へ』を観て安倍晴明が同じ時代に生きていたと分かったり、枕草子は定子のために書かれたことや、源氏物語に藤原道長が関わっていることを知りました(ドラマではこれから先に描かれる内容ですが)。

今は特に実資の『小右記』が気になっています。

藤原道長頼通の全盛時代の社会や政治、宮廷の儀式、故実などを詳細に記録してあり、それらを知るうえで大変重要な史料である。記述は全体的に辛口であり、実資達小野宮流と対立する九条流、特に実資と同時代の当主・道長の政治および人物を痛烈に批判している、55年間の長期の記述であるため摂関時代の社会の状態や有職故実がよく理解できる。また道長の日記『御堂関白記』に記載されていない出家後の道長の法成寺での生活ぶりが窺え趣き深いものとなっている。

Wikipediaより

『光る君へ』を観ていると実資への興味がどんどん湧いてきて、どんなことに日々憤りを感じていたのかな?と興味を持っています。55年間の長期に渡る日記ということと、ちょうど藤原道長の全盛期と時代が重なるので、当時の道長がどんなことをしていたのかが具体的に書かれていたり、平安時代の文化などを知るのにとても貴重な資料となっているそうです。

『小右記』を読みたいのですが、かなり長いので、面白いところが抜粋してあるような本があればいつか買って読んでみたいです。

ちなみにロバート秋山さんは普段こんなことをされています。

演技が上手い理由が分かります。これからも楽しみな芸人(俳優)さんです♪




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