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象と鎖

飛び出たい
逃げ出したい

そう叫んで起きた。

ノミは自分のカラダの7倍飛びあがる、と記憶していた。
いやほんとうは、もっと飛ぶらしい。
数十倍から150倍とか。

「ノミの法則」
ずっと瓶の中に閉じ込めておくと、その瓶がなくなってもその瓶の高さまでしかとばない。



ノミの気持ちで、今朝は起きた。

ここまでしか飛べないよ。わたしは。

ノミにはなりたくないよ。



 ノミの話と同じたとえで、「象と鎖」というのがある。


鎖にずっとつながっていた象は、鎖が切れていてもその場から逃げない。
鎖の届く範囲以内で行動する。

自己啓発系には、この「ゾウと鎖」の話が出てくることも多い。

もうあなたを縛っているものはありません。
思い込みを捨てて、自由に動き出していいのですよ。


あなたの鎖は、まだある?



このたとえ話に、

「象は鎖があっても、出たかったらひきちぎってでも出るよ。
象は力あるんだからさ。」って言った人もいる。

その人はもうすでに、自分の思い込みをぶっ壊して、
自分の常識の枠の外に出て、何かを始めている人だろう。


移動中の象が突然大暴れするニュースを何度か見たことがある。
あの象も、ふと、野生の感があらわれて、
「オレ、こんなとこでなにしてんだ?こんなことしたくなーい」って、大暴れするのかな。




わたしはどうだろう。

子どもが心配すぎて、子育てに力を注ぎまくっていた。もう自分でなんでもできるようになったのだから、力をゆるめていくときがきているのだと思っている。

鎖があるから動けないんだって、動かなくてもいいんだって、思っていたい自分がいる。

その鎖もういらないんじゃない?


自分で自分のことを

「こんな人だ」
「このくらいしかできない」
「こんなにダメなんだ」

って制限つけて思い込んでいる。

鎖はないよ。

そのままの自分で動いても大丈夫。

一歩を踏み出しても大丈夫。

ずっといっしょに人生を乗り越えてきた
わたしなんだから。



(なぜか理由はないけれど、子どものころから、ゾウが好き)



今日もありがとう。
わたしを大切に。

すてきな一日になりますように☆ 

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ろこさん/癒しのアーティスト
スキ!ありがとうございます。とっても嬉しいです^^