「何も出来なかった日、何もしたくない日」のスピリチュアル。 ボイドタイム、ボイドデー。

■月の満ち欠けと、スピリチュアル

ツツジがすっかり満開です。5月7日（木）、フラワームーンのお満月も満ち満ちました。

次の新月は5月23日（土）02:39。それまでしばし欠けゆく期間です。

お月様を見上げながら、「そろそろ恋愛系の記事を再開しよう」と思い始めました。「欠ける時期」に「始めたいこと」があっても大丈夫。

占いやスピリチュアル・リーディングの答えと、自分が求めていることが違っていたって問題ありません。私達は、もう柔軟に答えを出すことが出来ます。

例えば今回の私のようなケースは「過去を解き放つようにしっとりと始める」なんて読み解くことも出来ます。

■何も出来なかった日の罪悪感、そこから

大型連休中、私は特に目立った活動をしていない日があり、夫に「今日は、何も出来なかったな」と漏らしました。

すると「洗濯したじゃん！」と即答されました。

洗濯を「今日やったこと」にカウントしてくれるのだなぁと私は驚きと嬉しさを感じましたが、照れもあり「洗濯は洗濯機がしてくれるから」と答えました。

すると夫は思い出したように「あと、Twitterしてたじゃん！楽しそうに」と言いました。嫌味では無く。

あぁ、Twitterを楽しむことを「今日したこと」に入れてくれるんだなぁ。なんてホッとして「今日も、これでよかった。明日ちょっと頑張っちゃおう」と思ったのでした。

■ボイド（ヴォイド，空）の活用

私達は、ヴォイドさえも素敵に活かすことが出来ます。

voidとは　主な意味
…が)まったくなくて、欠けて、空(から)の、空(くう)の、空虚な、あいた、欠員の、法的効力のない、無効の（参照：weblio辞書 void）

一見、空虚に見えても、「空（くう）」なんて色即是空に通じますね。

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さて、「新月の願い」の時にはヴォイドタイムを気にする人が多いのですが、満月の時にはヴォイドを気にしない人が多めかなと思います。

私自身は鏡リュウジ先生流の「ボイドタイムは不安も無効になる」という考え方を採用しています。あと体感としてはヴォイドタイムがあっても無くても、どちらでもいいかなという感じです（！）きっと、必要な時には気にするでしょう（笑）

■人や物の「空白」

スマホの通知が「しーーん」としているときがあります。大抵そのあと、ドドッと届きます。

曜日や時間の関係。自分が発信したものに応答が来るまでのタイムラグなど、いくつかの要素の組み合わせです。

沢山通知が来るときはサイレントにしてみることもあります。連絡が欲しいのにずーっと無い場合は、何か改善するポイントがあるのでしょう。

人を操作しようとせずに、流れを感じながらも、自らの選択をするという感覚を持っていると楽です。自然とやっている方もいますが、私の場合は意識しながらボチボチ習得してるところです(^^ゞ

■使いすぎること、使わないこと

こんなこともありました。

インテリアについて、身内に「ここのデッドスペース、活用できないかな？」と相談したことがありました。

すると「何も置いていない空間も必要」と教えられました。

デッドスペースの活用を覚えた私は、楽しくて何でもかんでも活用しようとしてしまっていたのです。覚えたことを使いたくなるのは素敵なことでもありますが♪

確かに玄関の近くだったので、空間は大事でした。風通しもよくなりますし。

それ以来「空間、余白」なども適度に楽しむようになりました。

■ボイドタイム・ボイドデー（何もない日でも、死にたくなる日でも、奇跡）

「無いこと」にも意味がある。

何も出来なかったと感じた日や、意味が無かった・無駄にしてしまったと感じる時間。それは次の物語を始める原動力になり得ると思います。

それに私達は、人の心の中は「完璧」には見えません。例えば密かに以下のような心の動きがあったとしても、恥じることなどありません。

１．「ああ、駄目だ、今日も何もできなかった」と感じる

２．もう嫌だ、何もかもうまく行かない

３．あの人も、あの人も嫌い！居なくなればいいのに

４．いや、私が消えればいいんじゃない？

５．生きていても意味が無いから死にたい

６．やっぱり死ぬの怖いから駄目だ

７．とりあえずご飯食べよう／掃除しよう／お風呂入ろうetc

こんな日があってもいいと思います。むしろよく頑張って今日も生きた奇跡です。私がまだ抑うつ状態にあったとき、こんな感じでしたよ。ゆっくりゆっくり回復しました。

もしも、このような苦しみをこっそり抱えている人がいらっしゃって、次に１がやってきたら、少しだけ自他に優しくなれてゆっくり休めて、素敵なヴォイドデーとなりますように。